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詩と朗読〜青に閉じ込めて


せめて

夏祭り気分を
味わいたくて
せがんだラムネ

頭をもたげても
昔聴いた
カランとした
涼やかな音色もなく
鈍くゴロンと鳴る

プチプチと弾ける泡と
不安な未来を飲み干す

ビー玉越しに
翳りゆく景色を眺める

すまし顔の青い蜻蛉が
私の視界を横切った

9/20に投稿したエッセイ、「硝子のラムネ」の元になっている詩です。

元になっているーというのは、実はエッセイよりこちらの詩を先に書いてインスタのリールに朗読して上げていたからです。

その後で、「#未来のためにできること」というエッセイを文藝春秋さんが募集されていると締切ギリギリに知って、詩からエッセイへと締切当日に勢いで書きました。

私のInstagramをご存知ない方にもーと、元となった詩をstand fmでサラッと朗読してみました。

エッセイと詩と朗読、併せて楽しんで頂けたなら幸いです😊

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実冬- Mifuyu (ことばの表現者)
実冬の文章や朗読がいいなって思っていただけたら嬉しいです。 お気持ちは、自分へのご褒美に使わせていただきます😊