【素材から広がるあそび】素材にわくわくアイスの棒
「アイスの棒」が、棒だけで売っていることを、知っていました?
100均では、40~50本くらい入って1パック。包装資材などを扱っているお店にも売っています。
テンション、あがりませんか?
別に、こんなに沢山の棒アイスを食べた訳でもないのに、なんだか、アイスを食べ終わった時のような、嬉しい気持ちになりませんか?
という訳で、この「アイスの棒」を使って遊んでみましょう。
おみくじ
アイスの棒の楽しみの1つに「あたり」がありますよね。あの、「あたり」感を楽しめる「手作りおみくじ」です。
アイスの棒の先に、好きな言葉を書きます。「大吉」や「中吉」でもいいし、「あたり」や「はずれ」でもいいですね。「いいことがある」「わすれものにちゅうい」など、占いっぽい言葉を考えるのも、楽しいかもしれません。
まだ文字を使って遊ばない年齢の場合は、色を塗ったり(何色が出るかな、という楽しみ方ができます)、お子さんの好きなものの絵を描いたりしてもいいですね。
棒を筒状の入れ物にいれます。写真では、紙コップを2つを貼り、紙コップの底の部分に棒が通るくらいの穴をあけました。
あとは、シャカシャカと入れ物を振って、おみくじを引きましょう。何がでるかな、楽しみです。
絵合わせあそび
棒の側面に絵を描いて、合わせると絵が浮かび上がってきます。
最初に、棒に、①②③・・・と数字を書いておいてから、数字の順に重ねて手で持ち、側面にマジックで絵を描くといいですね。
あまり複雑な模様だと難しいので、シンプルな形で試してみてください。
どんな風に遊んでもいいのですが、棒をバラバラにして、元通りにした時に絵が完成すると、嬉しい気持ちになります。棒をバラバラにして、何の形かあてっこをしても、楽しそうですね。
ペープサート
人形などの絵を紙に描き、棒をつけて人魚劇風に遊ぶ「ペープサート」。割りばしなどを使うことが多いと思いますが、アイスの棒は形が平たいので、テープで貼りやすく、作りやすいので、おすすめです。
絵を描くのが大変そう、と感じる場合は、かわいい絵をコピーして作ってもいいんですよ。全部、自分で描かなくちゃいけない、って思わなくても、できるところから楽しめばいいんです。気負わずにね!(ただ、ネット上のイラストや、絵本のコピーなどを使う場合は、あくまで親子だけで楽しんでくださいね。)
紙コップの底にカッターで切りこみを入れれば、立てることもできます。
カッターで一筋、線を付けたら、あとは、ぐいっと棒を押し込めばOKです。手で支えていなくても立っていてくれると、お話ごっこも遊びやすくなりますね。
また、ペープサート人形の変形版として、棒に丸く切ったフェルトを直接貼って作る、あおむし人形もかわいいですよ。
木工用ボンドか、強力両面テープを使って貼るだけなので、すぐに作れちゃうし、紙よりも丈夫なので、小さなお子さんの手をつんつん、とつついたり、やりとり遊びもできそうです。(写真ではモールで触覚を作っていますが、2歳くらいまでのお子さんと遊ぶ場合は、ここもフェルトで作ってください。)
いかがでしたか。
平たい木の棒として、使い勝手の良い「アイスの棒」。
ここで紹介した以外にも、お子さんが自由に工作する時の材料の1つとして、色々に活躍できそうですよ。
素材をきっかけに、作る楽しみをどんどん広げてみてくださいね。