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「猫吸い」の実態についてTwitterから調査してみた

こんにちは、見える化エンジン情報調査部です。

2月22日は猫の日!ということで、今回は猫に関する調査をしてみます。

皆さんは「猫吸い」をご存知でしょうか?
飼い主が猫の体に顔をうずめてスーハーしてしまうあの行為です。

一風変わった可愛がり方として、いつからか猫好きの間で"あるある"として定着しつつように思いますが、今回はその実態について、Twitterデータを用いて見える化エンジン(※1)で分析してみます。

(※1)見える化エンジンは、テキストマイニングの技術によりTwitterなどのSNSや様々なテキストデータを収集、分析、視覚化するツールです。

※調査概要
データ収集:Twitter
データ収集機能:Twitter過去検索
        (全量ツイートの10%サンプリングデータを対象に
        検索条件を設定しデータ取得をする機能)
検索条件:「猫 and 吸う」RTを除外
対象期間:2017/03/01~2022/02/16
分析件数:31,792件 (データ取得後、bot、広告等の不要データを整備)

「猫を吸う」皆さんの実態は

まずは取得したツイート内容について、係り受け(単語と単語のつながり)ランキング形式にしてみました。

図1

2位には「タバコ-吸う」が出現しました。

タバコ吸うより猫吸おうぜ🐱

という発言のように、猫さんを嗜好品としてたしなむ方がいるようです。

また、4位の「お腹-吸う」、8位の「顔-埋める」からもリアルな"猫吸い"事情が垣間見えます。

9位には「犬-吸う」も確認できます。

猫を飼ってる人がよく猫を吸ってるらしいので私も犬を吸ってみたら、辞められなくなりました。

"猫吸い"の一方で、"犬吸い”派もいるようです。

では、"猫を吸う"方は増えているのでしょうか?

「猫を吸う」方は増えているのか?

ここからはツイート数の推移から"猫吸い"の普及について探ってみます。

図2

これは、直近5年間の「猫を吸う」関連のツイートを時系列で表したものです。

5年前からじわじわと増加している一方で、2020年5月頃から更に増加し、その発言量を保ち続けていることが分かります。

発言量が急増する前の2020年4月7日には、初めて緊急事態宣言が発令されました。
以降断続的に続いた緊急事態宣言・まん延防止等重点措置によって在宅ワークが普及したほか、おうち時間が増加したことも、"猫吸い"普及の要因の1つと言えるのではないでしょうか。

「吸いたい」「吸った」「吸いすぎ」… 
"猫吸い"事情の変化

今度は、図2の時系列をベースに、その内訳を深堀りしてみます。

見える化エンジンでは、「~したい(要望・願望)」「~した(過去)」といったように、単語の意味についても解析することができます。

今回は、
現在進行系で「吸っている」 / "猫吸い"経験者の「吸った」 / ついつい「吸ってしまう」「吸いすぎる」
に分けて、発言の推移を出してみました。

図3

「吸っている」「吸った」関連の発言に関しては、月によっての上下はありつつも、内訳としては多数派となりました。

「吸いたい」願望をもつ発言に関しては、じわじわと増加しつつも、2020年5月に急騰して以降は一定しているように見えます。

「吸いすぎる」は、2019年後半までは1件もない月がほとんどでしたが、最近は定期的に発言が見られました。
"猫吸い"に病みつきになってしまうと、つい吸いすぎてしまう方もいるのではないでしょうか?

まとめ:”猫吸い”はじわじわ増加中、吸いすぎに注意!

今回は、#猫のいるしあわせに関連して、"猫吸い"事情について調査してみました。
未経験の方、この機会に始めてみては…?

ぜひフォローやスキと一緒に、皆さんの猫の愛で方も共有をお願い致します!

担当:住谷

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