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チームワークについて、目標達成の技法

箱根駅伝で青山学院大学が8連覇をしました。
何故そんなに強いのか、勝因はどういった所にあるのか。
他の強豪だってすごい優秀なのに、何故青学なのか。
かなり疑問で、気になり、藤田晋監督の本を2冊くらい読みました。
しかし勝因はよくわからなかった。父が小学校の教師であったそうで小学校、中学校、大学を陸上部で過ごされる。
大学を出て中部電力に入り、陸上部に入り、怪我で続けることができなくなり、営業マンになったそうです。
次々と商品を売り、新しい商品である空調を会社で一番売り、伝説の営業マンになった。
青学の監督になる時、条件として奥様と共に寮に住み込み、3年で箱根駅伝に出れなければクビと不退転の契約であったそうです。
やはり寝食を共にしていて、選手との強い連帯感、強い絆で結ばれ、優勝するという大きな目標に、皆が同じ目標にベクトルを合わしたのだと思う。
最初結果が出なく、本当に必死で命懸けで立ち向かったと思う。
しかし目標設定シートも意外と大雑把なもので私達が学んだものはもっと細かい。
しかし目標設定の議論をしつかりやったとのこと
また常に階段の下とか張り出し、目に入るようにしたとある。
凡事徹底、当たり前のことを当たり前にやる。
選手にも優勝すれば皆に注目され、人生も上手くいくと鼓舞したという。
しかも会社で成功するのもマラソンで成功するのも同じと言い切っておられる。

私達が学んだのは、達成目標を最高の目標、中間の目標、絶対達成できる目標とわけ、今回の目標、経過目標と分けて書く。
メンタル、スキル、健康生活について、成功の分析、失敗の分析、予想される問題点、解決策、ルーティン、行動、期日目標、目標達成のための支援者、目標達成のための支援内容、奉仕活動を書くことを学びました。

藤田さんが考えた目標管理シートはA4の用紙1枚に1年間の目標と1ヵ月の目標、その下に試合や合宿ごとの具体的な目標を書き込んだものです。
目標を設定してそれを実現するためにどうすれば良いかを考え実行していくと言うスタイルです。
藤田さんが営業マン時代に常々やっていたといううことです。
目標を具体的に書き出し、目標達成のためにすること、行動を書き出します。
チームの年間目標、月間目標、そのためにするするべき事を書き出し、練習、練習日誌、合宿プロジェクトシート、試合結果、報告書、目標管理シート、練習日誌をつくられた。
自分の頭で考え、部員たちの前でしゃべるべきことによって、みんなに自分の考えを伝えるとともに、決意を強くする。
皆とグループトークすることによって考えや決意を共有し、チームの輪を広げていく。
これが青学メソッドあるいは原メソッドであるとおっしゃっておられる。
ビジネスマンとしてハウスプラス中国から学んだことが大きい。年間目標を立て、それに向かって手を打っていくと言うビジネスのプロセスを、そのまま陸上競技に置き換えて行った結果、指導理念や組織の理念、練習やレースの戦略が生まれてきたとのことです。
それを明確化して、部員に伝えれば、選手達の間に共通のベクトルができると思うし、それを作りたかったとおっしゃっておられる。

最後にチームワークについて書いておきます。
・チーム意識とチーム意識が強く、全員が協力して業務が行われていること
・心理的安全な場職位や経験に関係なく本音が言えること
・達成意欲目標に対する達成意欲が高いこと
・主体性全員から様々な改善策やアイデアが出ること
・当事者意識当事者意識を持って業務を進めていること

またチームワークに大切なことを紹介します。
・チーム全員が明確な目標を共有すること
・自分がすべきことをしっかりと認識すること
・チームメンバー全員が積極的に取り組むこと
・チームの基本「報・連・相」を忘れないこと
・リーダーがその役割を十分に果たせていること

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