『新しさ』という不意打ち 刀剣乱舞 髭切膝丸 『双騎出陣2019 ~SOGA~』 刀ミュ 感想レポ
刀剣乱舞は初期からのユーザーです。
刀ミュはあつかし再演を除いてはトライアルから現地観劇しています。(あつかし再演だけは当たらなかった)あと筆者はとてもオタクなのでそこを不快に思う方は読まないでください。
筆者は夢女でもある。BLもたしなみます。二次創作もしてる。
運よく当日引換券でサイドシート、千秋楽も運よくキャンセル待ちで入れました。うれしすぎる。(キャンセル待ち券は事前抽選です)
※※※※ネタバレ含みます※※※※
~SOGA~とあったので『蘇我』?と思ったら曽我物語らしいです。ネタバレを見ないように見ないようにがんばった。
はじまった瞬間から何かがいつもの刀ミュと違う。なんだろう。加納さんの語りがすごい。言葉の重みが違う、語尾が違う、呼吸が違うで『これはまじで今までのものとは何ランクも上の舞台なのでは?』と身構えた。
「物が語るゆえ物語」って刀ミュでも言ってたっけ…(※友人に聞いたらはじめてでは?とのらしいです)これが今回の話の肝でもあったのかなと今となっては思います。
おどろおどろしい雰囲気のまま二人が運ばれて?来ます。
幼年期
バッと服を脱いだらキキララ配色今剣ちゃんの服のふたりが!髭切はおでこ出し、膝丸は前髪が短い。髭切膝丸と呼んでも良いのかわかりませんが、なんか様子が幼いと思ったら曽我兄弟の幼年期です。きゃっきゃうふふで仲良し~!かわい~~~!色々「これは髭切?膝丸?それとも劇中劇?それとも三浦くん高野くんの見た目は刀を借りた曽我舞台?」とか色々「???」が浮かびますがそれを置いておいてかわいい。母上にくっついててかわいい。私は子供が大好きです。私は可愛いと思いました。
そして父の死。聞いた話だと2歳と4歳だったとか。かわいそう過ぎるし母上もかわいそうで泣けた。(この時点で『???』は40%くらいに下がってます。)
少年期
復讐に燃えて鍛錬する兄弟。ここでも一曲。お互いを思いあう歌で切なかわいい。友人から聞いたのですが弟の方が復讐に積極的だったとか?だから出家させられたのかな?修行中の弟の服装が性癖なので勘弁してくれ。
青年期ー再開ー
やめろ弟 棒術(錫杖)はやめろ やめてくれ私はイケメンの棒術にめっぽう弱いやめておくれやす…(この時点で『???』は20%くらいに下がってます。)
母に別れ
母かわいそうすぎて涙出てきちゃった 母もつらかったね。別れの舞は涙なしでは見れないし、母が振り返って激励してくれたとこも泣けた。きれいだったなあ。
決戦
名乗りが歌舞伎でした。そうかこの舞台は歌舞伎だったのか…。(この時点で『???』は50%くらいに上がる)
死
死に間際の演技はとにかく悲痛でした。見てられないくらいだった。
ライブパート
ライブパートはいつもの刀ミュライブパートです。かっこいいなあ。おなじみアー●ミュージック●コロジーみたいな衣装がまた見れて良かった。あれ着てる兄者まじ可憐すぎる。桜にさらわれそう…。興奮して記憶があまりないのですが、騎士みたいな衣装がめちゃくちゃかっこよくてでどきどきしっぱなしでした。
あと生着替え?的な?金太郎みたいなのでほぼセミヌード兄者居たよね?私の見間違い?とうとうそこまで来た?
まさか二人きりで獣やってくれると思わなくてテンションブチ上がり。どちらかというと膝丸推しですが獣のときの兄者が足をセットにかけたり座ったり上品に行儀が悪いのがなんかこう来るのでそこは兄者を双眼鏡でガン見してた。(ライブパートはいつもの刀ミュライブパートで???は0%です)
衣装
舞台パートも、ライブパートもセット、衣装など舞台美術がすごかった。豪華でした。衣装は本当にきれいで格好良くて、各衣装のブロマイドがほしかったなあ。
さておき、刀ミュと刀ステってやっぱりどっか根っこでつながって来てるのかもしれない。刀ミュの「結びの響、始まりの音」では犬、猫、カタツムリに似ているという遡行軍が出てきます。彼らは明らかに自分の意思を持ち、土方歳三についていき、そして武士として死にます。
そして刀ステの「悲伝 結いの目の不如帰」では名前を持つ遡行軍・鵺こと刀剣男士・不如帰(ほととぎす)が出てきます。彼はミュの彼らとは意思の強さも違い、独立して動き、言葉も話します。
この2つの異なる舞台が同時期なのは偶然なのかなあ。そして両方ともタイトルに「結」が入るんですよね。
今回ついにミュージカルでも「物が語るゆえ物語」という台詞も出てきました。
この先どう展開していくんだろう。
秋の刀ミュ、もちろん不安もありますが楽しみです。