見出し画像

2023.08 富山・新潟 ~大人の自由研究!地球の神秘は糸魚川にある??~

遠回りをして帰りたいと思った

あまり実家に帰るという事に重きを置いていないkaniko。
「普通に帰省するのもつまらないな」と思ったので、たまには違う方向から帰省してみました。富山から北上して帰る作戦です。
我ながら良いことを思いついた、と自分で自分を褒めたくなりました。
今回も最後に旅程を残しておきます。
裏テーマは「大人の自由研究&一攫千金」です。
小学生のお子さんがいらっしゃる方、ぜひ来年の自由研究にいかがでしょうか。
夏休みの旅行かねがね宿題も終わって一石二鳥、99%失敗しないので完パクリして大丈夫です。

混沌と芸術

富山へ降り立った理由のひとつに「大竹伸朗展」があります。
昨年、東京で開催された際は期間が合わずにいけませんでした。
それのリベンジマッチ。
超有名な「ニューシャネル」このフォントがすごく好きで。
これを考えた人の頭の中はどうなっているかのぞき見たくなったのです。
現代美術ってすごくミニマルか、混沌か。
彼はまごうことなく混沌タイプ。
じっくり見ておおよそ2時間。大満足でした。
ぜひ、次は直島に行ってアート三昧の休日を過ごしたい。
思いがけず次の旅先のアイデアもひらめいていい時間を過ごせました。
飛行機の遅延で観光地を2か所カットしたのですが、思いがけずボリューム感のある富山県美術館だったので結果としてはよかったです。

何才になっても下ネタ好きでごめんて。

夏がよく似合う町、きらめきの糸魚川

こんな田舎町(失礼)にきた理由はいくつかありますが主にはこれ。
大好物の蟹が食べたかったから。
糸魚川駅から車でおよそ20分、マリンドリーム能生で蟹を堪能しました。
ほんとうは併設の「かにや横丁」で1匹まんまを食したいところでしたが、今回はなんせ1人旅。1人で蟹をチューチューする30代女を想像したら気恥ずかしさが勝ったのでお店で蟹ちらしをいただきました。
「は~、幸せ。」この一言に尽きますが、最近は甲殻類アレルギーが発祥しないように注意して食べてます。はい。

半身をチューチューできてうれしい🦀
ちらしのカニもてんこ盛り、かんぴょうとガリがいいアクセント。

地球の神秘は意外と身近に

一攫千金を狙うには下調べが重要です。
フォッサマグナミュージアムを見学してから、ヒスイハントしに出掛ける作戦にしました。ここ糸魚川は日本の境目、フォッサマグナがあるのでヒスイをはじめ鉱石がよく産出されます。
川沿いでの石拾いは固く禁じられてますが、海に流れ出てきたものは拾ってOK。全国からヒスイハンターたちが糸魚川へ一攫千金を目指しておとずれているそうです。(金カムのヒスイ版を妄想してしまってます)
おそらく、あの時、ミュージアム内にいた人は「この女、真剣だ・・・」と思ったことでしょう。
ヒスイ見つけたいんだもの!そのために糸魚川にきたんだもん!
理科が得意でないので手触りと見た目を手と目に焼き付けて、いざヒスイが取れる海岸へ出陣。
「これ!ぜ~ったいこれ!」と思って拾った石は「キツネ石」というヒスイハンターがよく間違える石でした・・・。チーン。

よーく探せば一攫千金の可能性

タレカツ(ミニ)440円

ご当地グルメの中でも群を抜いて好きなのが「タレカツ」
甘辛い醤油だれをくぐったカツがご飯にのったシンプルな丼。
夕食もテイクアウトのタレカツにしたのに、翌朝、新潟駅構内の立ち食いそば屋でも再度食べるほどに好き。
ちなみに人生初の立ち食いそば屋さんでした。
30年以上も生きてきたのに、初めての経験ってまだまだ多いことになんだか嬉しくなります。まわりもみんな1人が多いし、気を使わなくていい。
しかも早い、安い、旨い。
経験値が上がった気がして、ニヤつきながらタレカツをほおばったのでした。

おまけについてくる蕎麦つゆも沁みる

 さて、今回の旅程は以下の通りです。
「富山から入って、新潟に抜ける」という一筆書きコースなので短い日程でも無駄なく楽しめます。見どころをギュッと詰めました。(わたしの趣向全開なので、楽しそう~、と思ってくださった方とぜひお友達になりたい!)
旅行会社で働く私が考え、実際に遊んだルートなので99%失敗しません。
定休日や、その辺りはご自身でご確認くださいね。


DAY1

  • 富山空港着(午後) 無念の機材繰りできず大幅遅延からスタート

  • 富山空港 ==リムジンバス== 富山駅

  • 西町大喜 (富山ブラック、しょっぺえ~~~!)

  • 富岩運河環水公園 (富山ブラックであがった血圧下げるため散歩)

  • 富山県美術館 (オノマトペの屋上、ビエンナーレも満喫)

  • 公園内のスタバで休憩(噴水ショーも見れてラッキー)

  • 氷見きときと寿し (地物のマトウダイと白えびが優勝!生ビールも忘れずに)

  • 富山エクセルホテル東急 (駅チカ、部屋ひろくて便利)

DAY2

  • 富山駅 ++北陸新幹線++ 糸魚川駅 (座るならE席、山並み見れてよい)

  • 駅レンタカー借りる

  • マリンドリーム能生 (海洋高校のアンテナショップ◎がんばれ高校生!!日本の海はあんた達に任せた!)

  • フォッサマグナミュージアム (#石のかおコンテスト、インスタで)

  • 親不知ピアパーク (ヒスイ海岸の穴場らしい)

  • レンタカー返却

  • リーベル・イノヤ (ふわふわレトロな牛乳パンが美味しいお店)

  • 樵cafe (マスター素敵、お店も素敵、コーヒーはもっと素敵)

  • 糸魚川駅 ++新幹線++ 上越妙高

  • 上越妙高++特急しらゆき++ 新潟駅(A席は日本海と田園の絶景ビュー)

  • とんかつ政ちゃん (タレカツを持ち帰り、店内でも食べられます)

  • アパホテル&リゾート新潟大通り (大浴場は最高!)

DAY3

  • ぽんしゅ館 (お土産を漁る)

  • やなぎ庵 (〆のタレカツ)

  • 新潟発 (午前)


おまけに特急から見た車窓を。

日本海の夏は青が濃い
夕焼けに染まる田園風景は
いつでもノスタルジック

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?