だいすきな世界観の漫画。
普段、漫画をたくさん読むわけでは
ないけれどこの漫画はコミックが
苦手な方も芸術作品として読めると
思います。
ほとんどセリフはないのだけれど
オールカラーで描かれていて
描写がとてもきれいでだいすきな
心洗われるような世界観です。
【あらすじ】
孤独な絵描きのおじいさんと
友だちのいない少女のおはなし。
ある日、外の道を歩いていたおじいさん
は道端でどこからともなく
転がってきたりんごを拾って
お家に持って帰る。
おうちでりんごを模写していると
とつぜん、庭の窓から少女がやってきた。
「なんだ、おまえは?」
「わたし?そのりんごのもちぬし!」
少女はおつかいの途中でころび、
どこかに行ってしまったりんごを
探していた。___
大切なものをわかちあう、
かけがえのない日々。
やさしい眼差しで描かれる
老人と少女の真心の物語。
海外のような雰囲気で
細い繊細な線で描かれ、
淡い世界観のジブリ味みたいなの
を感じます。
感慨深い作品です。