初めてのレコード
娘から、
「レコードって、何?」
と聞かれました。
一応、
「お父さんが子供の頃、今のCDになる前に使ってた、歌や音楽が録音されたものだよ」
と答えたのですが、今やスマホさえあれば最新曲を労せず聴ける時代、娘はピンと来なかったのか、
「ふーん」
としか答えませんでした(-_-;)
とか何とか言って、私も50年生きてきたら、「レコード」よりも「CD」の時代のほうが長くなりました。
でも「レコード」って、聴くのに手間は掛かるし、針が飛んだり、面倒なんですけど、昭和人間には愛着があるんですよね♪
私が初めて買ったレコードは、何だろう?
思い返してみたら、親に初めて買ってもらったのは「山口さんちのツトムくん」のLPでした。
でもこれだと、初めて買ったレコードは?という概念には、ちょっと合わないかな~。
ということで、“自分の意志”で初めて買ったレコードは何かと言いますと、昭和60年7月に買った、「TAKE IT TIME/矢沢永吉」です。
矢沢ですよ、矢沢!
「紅白」に出るだけで世間が大騒ぎになる矢沢ですよ!
私のイメージに矢沢は合わないという噂もありますが(笑)
とにかく初めて買ったレコードは、矢沢なんです(⌒∇⌒)
以前富山で矢沢のコンサートがあったんですが、その会場付近はまるでヤ○ザの集会か?みたいな状態になっていたのを思い出します。
白いスーツにエナメルの靴、髪の毛は無駄にリーゼントされた人ばかりでした(≧ロ≦;)
その時私は帰宅途中だったんですが、矢沢のコンサートがあるなんて知らなかったので、なんで公共の施設がヤ○ザの集会を許可したんだ と思ってしまいました(^_^;)
しかし何故かほぼ全員がバスタオルを羽織っていたのも覚えているので、冷静に考えたらヤ○ザではないって気付きますけどね(笑)
さてこの矢沢のシングルですが、中学3年の夏に、レコードプレーヤーも持ってないのに買ったんですよ。
ラジオでたまたま流れていたのを聴いて、サビが格好いいって思ったんです。
シングルは発売されたらすぐに買わないと買えなくなってしまう…と思い込んでいたもんで(恥)、慌てて小遣いをはたいて買ったんですが、プレーヤーがないから聴けないんですよねΣ(゚∀゚;)!!
なのでプレーヤーを持っている友達の家でカセットテープにダビングしてもらい、そのカセットを聴いていました。
でも音楽にどんどんのめり込んでいた年頃だったので、いちいち友達にダビングしてもらうのも嫌だし、自分の家にもレコードプレーヤーが欲しいと思って、思い切って親に交渉してみました。
かなり難航しましたが、毎月の小遣いを減額するという無理難題も受け入れ、やっとマイプレーヤーを買ってもらえたのが、中学3年生だった昭和60年11月 ヽ(^∀^*)ノ
既に買ってあった「TAKE IT TIME」を、自分の家で聴けるという喜びもありましたが、プレーヤーを買ったからにはもっとレコードが欲しいと思ってしまい、その頃にヒットしていたシングルを、立て続けに買ってしまいました。
それまでレコードなんて全然なかったのに、アッという間に我が家にレコードが増えちゃいました。
色々買いましたが、その中でも今でも名曲だと思うこの頃の曲は、「ガラスのPALM TREE/杉山清貴&オメガトライブ」と「フレンズ/レベッカ」です。
どちらも今聴いても、中学3年生の2学期後半~3学期前半の思い出が鮮やかに甦ります。
初めて出来た彼女と一番カップルらしい🎵って思い出と、フラれたというマイナスの思い出なんですけどね。
そしてこの頃に買ったシングルやアルバムのレコードは、今もちゃんと保管してあります。
一応買い替えたレコードプレーヤーもあるので、聴こうと思えば聴けるんですけど、滅多に聴かないなぁ…。
本棚の飾りになっちゃっています。
でも捨てません!
というか、捨てれません・・・かな。
皆様が初めて買ったレコードは、何でしたか?