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粋・活サロンの親サポ交流会に参加してきました

つい最近入学した気がする介護美容研究所ももう卒業でびっくりしているみどりいのです。毎度毎度お久しぶりです。

昨日(2024.9.22)は荒川区社会福祉協議会が企画している
粋・活サロン「親サポ交流会」に呼んでいただき参加してきました。

粋・活サロン「荒川区不登校支援親サポ」とは


不登校児や学校に関する悩みを抱える子供を持つ家族や保護者を支援する活動をしている方々で構成されているサロンです。

臨床心理士や不登校関連を専門分野としている方を招いての講演会など、希望者の要望に沿ったイベントやワークショップも開催されています。

今回私は、不登校経験があるケアビューティストとして呼んでいただき、
希望者にハンドトリートメントをしながら参加者の方とお話してきました。


私の不登校経験

最初の投稿から私自身が不登校であったことは書いていましたが、
改めてざっくり書いておきます。

中学3年間ほぼ不登校として過ごしました。
中学受検に落ち、学区域の中学に進学しました。

中学1年の夏休みを挟んで完全な不登校に。
このままじゃだめだと思い、3学期に同じく荒川区内の中学に転校しましたが心が折れ、「学校復帰」に対しての意欲が一切なくなりました。

中学を卒業し、地元の通信制高校に進学しました。
「心機一転」と少し前向きになり、やりたいことも浮かんできた時期でしたがコロナとドン被りし計画がすべて没になったことで腐りまくりました。

最低限の登校日数、最低限のレポート提出、赤点にならないぎりぎりの点数を山はってそこだけ絶対落とさないように覚える、など計算しつくして

「頑張らない」学校生活を送ることにだけ命を懸けていました。

不登校の時に大人に求めていた事

私も子どもだということをわかってほしかった。

まぁただこれ、厳密にいうと、学校に通えていた小学生の時から漠然とあった感覚。

私が何度も学校の先生から言われていたことば。
「あの子はまだ幼いから。みどりさんは大人だから許してあげてね」

小学生、中学生なんて当たり前に子どもですよ。

なんで同い年からされたことで怒ったら私が悪いのか
なんで大人からの過剰な要望をやらなかったら失望されるのか

そしてこの感情を「なんで」と表現できなかった。

色々な子どもたちと関わるようになった今

イベント出店などでたくさんの子どもたちと関わる機会が増えました。
確かに大人っぽい子、子どもらしい子います。

大人っぽい子が、自分の好きな色のポリッシュを塗った瞬間、目を輝かせて無邪気に喜んでくれた瞬間に何度も何度も遭遇してきました。

待ってる間じっくり作戦会議をして色を友達とお揃いにする子
嬉しそうに親御様に見せに行ってくれる子
人見知りで感情の表現は薄くても、緊張は和らぎにこにこしてる子

色々な「その子らしさ」の尺度で素直に感情を示してくださることこそが
本来の「子どもらしさ」なのではないでしょうか。

子どもらしくいられなかった子どもは、
いつかその時に抑えていた感情に折り合いがつけられなくなり爆発します。

私の場合はそれが中学1年生の時「不登校」という手段で爆発した。

親サポ交流会に呼んでいただいて


なんで中学に行かなくなったのか
なんでいろんな学校がある中通信制高校を選択したのか
なんで今の仕事をしようと思ったのか

という話題と上記のことを中心にお話させていただきました。

さらに、不登校経験あるケアビューティストとして呼んでいただいたので
ご希望の5名の方にハンドトリートメントをさせて頂きました。

「初めてやってもらった~」「きもちいい」「やってもらってよかった」と好評な反応をいただけて嬉しかったです。

介護と不登校を並べて話すこと

が正しい事なのか、正直未だにわかりませんが
私自身の経験軸だけで話すと本質的な部分は似ていると感じています。

今までできていたことができなくなってしまって身体的にも精神的にも参ってしまう人が多い「被介護者」と「不登校児」。

被介護者、不登校児は人数も増加傾向であるため、世間的認知度も当人たちの苦労や努力にフォーカスが当たりやすくなってきました。

しかしまだまだスポットライトが当たりにくいのが、
被介護者や不登校児のケアをしている人の苦しみ。

どの家庭も孤立化させてはいけない問題だからこそ、「ケアをしている方々のケア」に力を入れる必要があると、私は感じています。

普段誰かをケアしている方を支援するコミュニティでケアビューティを届ける、というのが私の大きな目標の私がこのような貴重な機会に参加させていただいたこと、本当にありがたいことだなと感じています。

また、私自身は「不登校児」視点しか持ち合わせていないので
「保護者」視点の参加者様のお話を聞かせて頂いたのが新鮮で、新たな学びもありました。

自分の話が少しでも誰かの役に立つことができれば、と思っていますので私が話せることはすべて話していきたいと思っています。

最後に

今回参加させていただくことが決まってから、不登校になった頃の事を振り返っていました。

良くも悪くも時間が解決していることが多いと感じました。

当時の母の様子を俯瞰で考えると自分がいかに苦しめていたか、母がどれだけ私と向き合ってくれてたのか、母の存在が私にとっていかに偉大なのかを改めて感じる機会となりました。

美容という切り口から、ケアをしている方々のレスパイトケアに関われるようなケアビューティストになっていきたいと改めて思いました。


荒川区社会福祉協議会が企画している粋・活サロンでは
不登校、引きこもりの子やその保護者の他、
高齢者の方の居場所づくりやシングルマザーのコミュニティづくり
子ども食堂などの支援を行っています。

社会福祉協議会のHPなどから確認できますので、ご興味ある方は是非確認してみてください✨

私もまたどこかで皆様とお会いできるよう頑張っていきます🔥

美容と希望で社会問題に煌めきを
Social Beauty of Hope 緑 依望



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