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ビデオレター

おはこんばんにちは、機能訓練指導員の つばめです。


「おはこんばんにちは」ってフレーズ、皆さんは知ってますかね❓
実は、鳥山明先生の漫画「Drスランプ」の主人公アラレちゃんが使ってる、挨拶の言葉で、「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」を掛け合わせた朝昼晩何時でも使える挨拶なんです。まー律儀。
それはさておき今回は施設で9月に行われた、敬老祝賀会でのお話です。

敬老祝賀会と敬老祝賀式


「敬老祝賀会」と「敬老祝賀式」の定義ってわかります?
言い回しが違うだけかなーと思ってましたが、きちんと意味合いがあって、
敬老祝賀会」は、その日行われる会全体の事。
敬老祝賀式」は、その中で行われる式典の事を指します。

つまり来賓を呼んで節目の利用者の方を祝う式典と、
職員が利用者に対し楽しんでもらうよう行われる出し物・アトラクションごと全部ひっくるめて「敬老祝賀会」と言います。

コロナ禍での行事


今年はコロナの影響で、当施設でも対外的なイベント行事は全て中止になりました。
それでも敬老祝賀会は来賓や利用者のご家族は呼ばず、職員と利用者のみで開催する事となり、その中で、利用者に何か喜んでもらえるものは職員間で考え出された中、提案があったのが、利用者のご家族のお祝いメッセージを式典の中で利用者に届ける「ビデオレター」でした。

私もご家族のメッセージを届けるので動画撮影に協力しましたが、どんな感じになるのか、正直ピントはきてませんでした。


動画編集が得意なスタッフが休日返上で頑張ってくれたおかげで、いい感じの音楽も入ったビデオレターが完成し、敬老祝賀会当日、音響・カメラ撮影 担当の私は、その会の中で初めて動画をみましたが、それが結構良かった!!

素人が作ったものなんで職員の声が入ったり、バックが統一されてない為、テロップの文字が見えにくかったりと、まー素人が作った作品だなーと、よくわかりますが、それにしてもホント良かった。

ちょっと気を許したら泣いてしまいそうでしたね。
この、コロナ禍で面会が自由に出来ない状況もあり、何せ利用者の家族の気持ちが本気だったから。もうビデオレター開始から、自分の家族でも無いのに号泣の利用者もいました。

目に見えないもの

ビデオレターって、結婚式なんかで良く使われるベタな手法ですが、意外と良かった。要するに、いかに気持ちがこもっているかによって、感じ方って変わってくる。


それは決して目に見えるものではないけど、確実に感じる事ができるものなんだと、わかりました。


物事って、言葉で説明できるものだけでは無いですからね。

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