お金儲けは悪い事?
おはこんばんにちは、つばめです。
福祉施設で機能訓練指導員をやっています。
私はお年寄りの利用者にマッサージをする機会が多いんですが、
私が「マッサージしましょうか?」と尋ねると、
「値段はいくら?」と聞かれる事があります。
今回はお金儲けのお話しです。
資本主義
人は生活するために、お金が必要となります。
親が会社経営をやっていたりお金持ち以外、ほとんどの人が最初は資本を持たないので、労働者として働くのがスタートとなります。
資本主義は、資本家が生産手段を持たない者に、賃金を与える代わりに労働力を得る。労働者は労働力の対価として、賃金を得るといったものです。
もっと正確に言えば、労働力の対価が賃金ではなく、価値の対価が賃金になっています。
例えば労働力は一緒でも資格を持っている人が、資格を持っていない人より賃金が高いのは、雇い主がその資格に価値を見出しているからです。
お金のイメージ
なぜがお金儲けは悪、と捉えられる傾向があります。
そりゃ悪い事をしてお金儲けをしたら悪ですが、正当に働いてお金儲けをすることに悪は無いと思います。
政治家の汚職など私腹を肥やす人が居たり、有名人が事件を起こしても、多額の保釈金で釈放されるなどが、お金のイメージを悪くしてるんですかね。
逆に多額の寄付などは、あまり報じられないし、報じられてても売名行為などと言われる。
どっちにしろ、お金を持っている人は、いいように言われません。
理想は三方よし
相手の利益だけを考える人は一見いい人そうに見えますが、それではサービスを提供し続ける事はできません。利益が無いといずれは破綻していまい。
その人のサービスを受けたい人が、受けれなくなります。
相手の利益は当然ですが、同時に自分の利益を考える人が理想だと思いますそうすればサービスを提供し続ける事ができる。更にそれが社会貢献に繋がるサービスであれは理想的です。三方よし。
判り切ったことですが、最悪な人は自分の利益だけを考える人です。
商売で学ぶこと
私はフリーマーケットが好きで、以前はよく出店していました。
お客さんとのやり取りが面白く、今の職場の人も何人か誘って出店したこともあります。子供の教育にもいいと思うので、子供と一緒に出店するのはおすすめです。
フリマでのやり取りは、値切られる値段交渉が主ですが、とあるお客さんからこんな事を言われました。
「えっ。これ100円なん?この服が可哀そう」
安い方がいいと思っていた私からしてみたら、思ってもない言葉でした。
価値があるものにはある程度の値段をつけるべきなんです。
物の価値には高すぎてもいけない、安すぎてもいけない適正な価格ってあるんです。
確かにある程度お金を出して買ったものは、大切に使いますよね。
お金は信用
これからは信用がお金にかわる。
堀江貴文さん、西野亮廣さんがよく言われている言葉です。
価値があるからお金を払う。
価値とは信用される物だったり人だったりする。
お金儲けは決して悪いことではありません。
信用される人にはお金が集まり、たくさんの税金を払って、世の中が生きやすい仕組みを考えたり、社会に影響を与えて、社会貢献している。
お金を持っている人が信用されるのではなく、
信用される人にお金が集まるんです。