怒る人
おはこんばんにちは、つばめです。福祉施設で働いています。
感情を抑えられない人っていますよねー。特に厄介なのが”怒り”。
この”怒り”って大抵弱い方向に向けられます。
会社の場合だと、職場のトップから中間管理職へ向けて、中間管理職は平社員へ向けて、平社員は新人や、家族に怒りを向けると言った具合。
今回はそんなお話しです。
急に怒り出す課長
先日コロナ対策の方針が各部署で出されました。
文章だと現場の職員に伝わりにくいので、現場との誤差をなくすために、私が対応を一覧表にして介護の係長に確認してもらい、夕方の申し送りで、その内容を介護の係長が説明していると、突然!
こんな対応じゃダメだと言って、看護部の課長が怒り出しました。
私が「課長が言われてることは、施設の方針と違うので施設長に確認してください」と言うと。
看護部の課長は「私は忙しい。勝手にやって」とのこと。
自分の失敗を誤魔化したもの
別部署の課長に確認すると、その施設方針は看護部の課長も確認しているとの事。作成自体は別の役席が行い看護部の課長は確認もせず印を押しただけだと分かった。自分が書類を確認していなかった失敗を棚に上げて責任を人に押しつけるための怒りだったんです。
怒りは大切な物を守っている
怒りは何か大切なものを守るために湧き上がってくるものです。
この課長の場合は、怒る事によって相手を近づけさせない様にし、自分のプライドを守ってる感じがしました。
ただ職場での信頼は失われてますけどね。
○○すべきだ!が怒りを生む
自分なりの固定概念が崩される場合も怒りが生まれます、書類確認の自分のミスは置いといて「感染対策は看護部の意見に従うべきだ」
といった思い込みから生まれたものだと思います。
怒りは二次感情
怒りの裏には「苛立ち」「恐怖」「不安」「恐れ」「寂しさ」と言った一次感情が隠れていて、怒りは二次感情だと言われています。
怒りは伝染する
だだ怒って職場での関係性を崩すのでは職場がギスギスしてとても持ちません。なので職場ではコミュニケーションスキルが必要となります。そのための技術をアーサーティブネス・スキルと言い、つくる様に怒りを表現する
4段階の頭文字を取ってDESC法というものがあります。
怒りをデザイン
看護部の課長の様な感情的な怒りは型に落とし込む事が難しいので、
その事に対して私が怒ったと仮定してその項目に落とし込むと
①Describe(描写する)客観的に状況を描写する
例) 施設から出された方針はこの様になっています。
②Explain( 説明する)自分の主観的な気持ちや考えを説明
例) 私は、文章で出された施設方針を現場で理解してもらうよう一覧表に落とし込みました。
③Suggest(提案する)相手に望む行動や解決策を提案
例) 作成した方針を役席間で統一してもらえませんか?
④Choose( 選択してもらう)相手の肯定的、否定的な反応を予測し、代替の選択肢を示す
例) 資料作成した役席の方が最初から分かりやすくこの様な一覧表で作成してもらえれば現場との誤差も無くなりありがたいです。私からその役席の方にお願いしてもいいでしょうか?
お忙しいのであれば、看護部の課長は確認していただくだけて構いません。
アンガーマネジメント
自分の保身のために人が怒っている姿って、すごくかっこ悪いです。
腹が立った場合は6秒我慢し、○○すべきを捨て、しょうがないと割り切る。
そして冷静になってからこの様な表現に落とし込む必要があります。
悪い見本も反面教師としてとらえましょう。
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