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〈展覧会のきろく✍️〉感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで –|構造家のロマンと未来への挑戦。

雨が降ったと思えば、ギラギラの晴天になったり。☔️☀️
カラッと爽快な風が吹いたと思えば、ブワッと強気な風が舞ったり。🌪️

春のお天気は、移ろいやすい。
でもそこが好きだったりする。



さて、🍃
先日こちらにお邪魔してきました。

会場: WHAT MUSEUM 建築倉庫(品川、寺田倉庫)

伝統建築 法隆寺から、宇宙まで!?
話が壮大すぎやしませんか、、🪐

大胆な木製の壁が、圧倒的な存在感を放ちます!


建築の骨組みを創造してきた「構造デザイン」に焦点を当てた展覧会です。
日本には世界に誇る建築家が数多く存在しますが、建築家の仕事を支える構造家の存在はあまり知られていません。重力や風力といった力の流れや素材と真摯に向き合い、その時代や社会とともに創造してきたのが建築の構造デザインです。専門性の高い構造デザインの世界ですが、建築の「骨組み」の模型を見たり、模型に触れたりしてその仕組みを分かりやすく紹介いたします。

WHAT MUSEUM HP EXIVISIONより一部引用。


「構造」「デザイン」「骨組み」と聞かれて、難しいそう、と感じられた方もおられるかも知れません。

実際、専門性の高い展示会であることは間違いないです。ですが、「模型」を見て触れて体感して、ついでに仕組みもわかっちゃう、となれば何だかワクワクしてきませんか?



修学旅行で行ったあの場所、友人やパートナーと出向いたあの思い出の地、想像の世界に思いを馳せる、、など楽しみ方は無限大。

建築好きの方、デザイン好きな方、旅行が好きな方、木のぬくもりに癒されたい方に、おすすめの展示会です🌳🗼⛰️✨



ちらっと、雰囲気のご紹介です。

4 つのテーマで展示が構成されています。
順番に行ってみましょう〜💨



1.伝統建築と木造の未来

『法隆寺 五重塔』(700年頃再建)
10/1スケールでもこの迫力。
でーん!いきなりステーキ🥩級の歓迎。
戸惑う気持ちは確かにある。けれど、
たまにはメインディッシュから堪能を。
『東大寺 大仏殿』(建立758年、1709年再建)
1/100スケール 
どうも、ご無沙汰しております。
まさか貴方様を見下ろす日がくるなんて、
夢にも思っておりませんでしたのよ。
大仏様のお鼻の穴(レプリカ)を通り抜けた日、
それはもう神々しい気持ちでしたの。


『白川郷合掌造り民家・旧田島家』(明治初期)
5/1スケール
あら、どこかでお会いしたことあったかしら?
なだらかな肩(屋根)のラインに、どっしりとした足腰(梁・柱)。身覚えがあるのよねえ。
田島さん?あらそう、じゃあ人違いかしら。


『大阪・関西万博 大屋根リング』(2025年)
1/500スケール
初めまして、ですよね? ああ、未来のお方。
通りでスタイリッシュで近代的な装いなのですね。
楽しみにしております、あなた様とお会いできる未来を。
「いのち輝く未来社会のデザイン」、共にゆきましょう。




2.次世代を担う構造家たち


『称名寺の鐘撞堂』平岩良之(広島県・2019年)
何度でも何度でも、鳴らしてみたい。
朝起きてこないあなたへ。
ご自宅用の目覚まし時計にいかがでしょう。


『生物標本』下田悠太
触っちゃいけない。
幼き頃から、そう教えられてきました。
それでも触りたくなってしまう、この気持ちは何だろう。
(※触ってはいけません。)




3.構造デザインの展開

おっとっと。急に時が進んで、置いてきぼりになりました。
これが、パラレルワールド、、なのか?

構造デザインで得た幾何学の知見を生かしたファッションや地図図法など異なる領域との横断的な取り組みを展示します。空間全体から構造デザインを体感できます。

HPに助けを求めました。


『東京スカイツリー』株式会社日建設計(2012年)
1/300スケール
たかーい、たかーい。
令和の時代:
『東京スカーツリー オカンとワタシと、時々、オトン』




4.宇宙空間へ

遂に、ここまで来てしまいました。ささ酸素を。

地球上での構造デザインを、宇宙空間へ展開する取り組みを紹介します。現在、JAXA(宇宙航空研究開発機構) と佐藤淳らが開発する、人が月に滞在するための月面構造物の原寸大模型を展示します。

再度、HPへ駆け込み


ここはどこ、私はだあれ。
お詳しい方、情報を求む。




(ひとりごと)

歴史は長い、想像もつかない時が過ぎている。
模索している今も、やがて歴史になる。

先人、現代、未来によって、世界が創られる。

壮大すぎる。


時空を超える、大旅行。
まるっと一日で堪能できます。(余韻はいつまでも続きます。)

あなたもぜひ、あの時代へ、そして未来へ🚀






______________________

*詳細*
◾️感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで –
会期:2024年4月26日(金)―8月25日(日)
会場:WHAT MUSEUM
(〒140-0002 東京都品川区東品川 2-6-10 寺⽥倉庫G号)
開館時間:火曜—日曜 11:00 — 18:00(最終入館 17:00)
※月曜休館(祝日の場合、翌火曜休館)
入館料:
一般:1,500円
大学生/専門学校生:800円
高校生以下:無料


同じ建物(寺田倉庫)で、こちらの展示会も開催中です。
◾️難波和彦「箱の家」の展開

※「感覚する構造」展とのセットチケットがお得です♪
詳しくは、チケット予約ページをご確認ください。



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