寒露とスイートマジョラム
こんにちは、
またすぐにと前回締めてから1ヶ月ほど経ってしまい節気もどんどん前へと進んでおりますが、めげずに順番に書き進めていきます。
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さて、秋分の後、10/8頃から「寒露」という節気に入り、なんだか字面からしても冬に向かっているな〜という感じの節気に入っていきます。
「寒露」の意味としては「晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のこと」だそうで、地域によっては朝晩の気温差が出てくるような頃です。各地で収穫祭が行われたり、台風などが落ち着いて本格的な秋を満喫できるような時期。「山粧う」という素敵な季語が似合う季節ですね。
THE秋晴れ!を楽しめる頃で、梅雨に入るか入らないかという頃が誕生日の私にとっては、この時期が誕生日の夫を毎年羨ましく思うほど青空の日が続くイメージです。10月10日の体育の日は「晴れの特異日」というのも有名?ですよね。(実際はあまり根拠なく俗説とされているそうですが)
身体的には、気づいたら冷えている!ということが多い頃で、晴れて太陽は出ていてもやはり夏とは違って空気や風は冷たく、気を抜いて薄着してしまうと案外肌寒かったり、そこから風邪を引いてしまったり…と服装の調整が難しい頃でもあります。
この時期オススメの精油
そんなこの時期におすすめの精油が
スイートマジョラム|学名 Origanum majorana
小さな可愛らしい小花を咲かせるハーブです。甘く、奥にほんのりスパイシーさを感じるような香り。抗菌作用が高い成分構成から人によっては薬品っぽさを感じることも。
まずお伝えしたいマジョラムの特徴は「こころとからだ、両方を温める」。
心、身体両方に働きかけ、バランスを取ってくれる精油なので、身体の冷えにはもちろん、不安定さを感じる時や、心の冷えを感じる時、もの寂しさ・孤独感・喪失感を感じる時など、両側面からサポートしてくれます。
血液循環を促進するため、これからの季節のマッサージやバスタイムに、とってもおすすめです。冷えやすい腹部や腰周り、関節などにマッサージして塗り込んであげると痛みなどの軽減にもなります。
(その際はホホバオイルやアーモンドオイルなどの植物オイルに希釈して1〜3%程度の濃度でお使いください。)
(バスタイムに使う際は、天然塩やエプソムソルトに一回分1〜3 滴混ぜてから湯船に入れてお使いください。)
抗菌作用も高く古代から医療などにも使われてきた歴史のあるハーブ。これからどんどん寒さが増して、感染症なども流行りやすい時期にぜひ手元に置いておきたい精油です。
私だけかもしれませんが、、寒い時期って心も寂しくなりやすくないですか?
そんな時にもふわっとこころもからだも温めてくれる心強いお守りのような精油です◎