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大晦日の朝、静かに一年を振り返る – 45歳

大晦日の朝、まだ外は暗い早朝5時、静かな部屋で今年の振り返りを始めました。皆さんはどんな一年だったでしょうか?立ち止まって、自分自身を振り返る時間はありましたか?


大晦日のセルフコーチング – 一年を俯瞰する

今日は大晦日なので、一年をセルフコーチングで振り返ってみることにしました。最初に、私が個人的に契約しているコーチと行った月1のプライベートコーチングの内容を見返しました。静かな部屋でコーチングのメモを読み返しながら、この一年で経験したこと、感じたこと、そしてそこから得られた気づきを整理していきます。誰に聞かせるでもない、自分だけの時間でした。

行動、振り返り、気づき、そしてまた行動 – 変化の実感

この一年、様々な行動を起こし、それを振り返り、気づきを得て、また次の行動に繋げる、という繰り返しの中で変化を実感してきたように思います。

リーダーとしての意識 – 昇格という名の成長痛

まず、リーダーとしての意識が一段上がったと感じています。昇格面談へ向き合うことで昇格に対してのイメージが変わりました。昇格は、単なる肩書きの変化ではなく、今まで以上に会社に貢献し、利益を生み出す責任を負うということ。そのことを強く意識するようになり、行動も変わってきました。

4月から異動してきた同僚の存在も大きいです。彼との関わりを通して、部下育成の重要性を改めて認識しました。昇格面談を通して、組織を率いることの具体的なイメージを持つこともできました。しかし、最終面談に挑む前に男性更年期障害の症状が出てしてしまい、最終的に辞退するという苦い経験もしました。この経験から、リーダーにとって、体調管理、特に自分を大切にすることがいかに重要かを痛感しました。視点が変われば、行動も変わる。まさに、それを体現した一年でした。

個人事業主登録と副業申請 – 新たな挑戦と現実

若手メンバーへの刺激になればと思い、個人事業主の登録を行い、会社への副業申請も行いました。副収入を得ることも目的の一つでしたが、現実は厳しいものでした。活動はしたものの、本業の忙しさに追われ、収入は全く得られませんでした。

副業マッチングサービスを利用する中で、転職と同じように、他者よりも秀でたスキルや経験がなければ厳しいということを痛感しました。自分の強みをどう発揮するか、本当にやりたいことは何なのか。その問いに真剣に向き合うきっかけとなりました。

ここで、世間一般の副業事情についても触れておきたいと思います。近年、働き方改革や副業解禁の流れを受け、副業を始める人が増えています。背景には、収入アップだけでなく、スキルアップやキャリアの多様化、自己実現といった目的もあります。しかし、実際には、本業との両立の難しさ、時間管理の課題、そして収入に繋げるまでの道のりの厳しさなど、様々な課題も指摘されています。総務省の調査によると、2022年の有業者は6706万人、そのうち副業をしている人は4.5%の305万人、希望者は全体の7.4%の493万人です。その中でも実際に収入を得ている人は別のデータを見ると半数程度という情報もありました。私自身も、まさにそういった現実に直面した一年でした。

男性更年期障害と健康 – 自分を労わるということ

男性更年期障害の治療、そして昇格面談での体調不良の再発を通して、健康への意識はこれまで以上に高まりました。朝のジョギング、食事、瞑想など、地道な努力を続けてきました。家族、特に子どもたちを育てる責任を考えると、元気でいたいという気持ちが強くなります。しかし、一方で、誰かのために生きているうちに、自分のことが後回しになっていたことにも気づきました。もっと自分を労ってあげたい。そう強く感じるようになりました。

「この一年の意味は?」 – 三つの視点から問いかける

一年を振り返る中で、「この一年の意味は?」という問いに対して、過去から見た意味、未来から見た意味、現在から見た意味を考えてみました。

  • 過去から見た意味:自分を労ることに気づいた一年

  • 未来から見た意味:本当の意味での変化のスタートの一年

  • 現在から見た意味:自分で未来を選択することを実感した一年

過去を振り返ることで、現在の自分の立ち位置が明確になり、未来への道筋が見えてくる。問いは、過去、現在、未来を繋ぐ羅針盤のような役割を果たしてくれるのです。

リーダーとしての決意 – 言葉にして伝え続ける

一年を振り返る中で、リーダーとしての思いはますます強くなりました。より多くの人を動かし、より良い未来を作りたい。そう心から願っています。私は、明確な目標を決めなくても、行動しながら未来を作り出していけるタイプです。しかし、それは他の人には伝わりにくい。だからこそ、自分の思う未来、目標を言葉にし、繰り返し伝えていくことが大切だと決意しました。

一年を振り返る中で、普段の1on1での部下との対話も思い出しました。1on1でコーチングのプロセスを忠実に実行することで、セルフコーチングの中でも自然とそのプロセスを実行できていることに気づいたのです。「守破離」という言葉がありますが、基本を愚直に実行することの大切さを改めて認識しました。基本が自然にできるようになった今、次のステップに進む時が来たのかもしれません。

皆さんは、この一年をどんな言葉で表しますか?そして、来年はどんな一年にしたいですか?問いは、私たちを成長させてくれる力強い味方です。大晦日の今日、少しだけ立ち止まって、自分自身に問いかけてみてはいかがでしょうか。

この記事が、皆さんにとって何かしらの気づきや行動のきっかけになれば幸いです。

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