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本を読むことで得られる成長:若手社員にとっての読書とは?

こんにちは!大企業で副業を検討しているまろ@成長サポートラボです。先日、会社の若手メンバーから「おすすめの本はありませんか?」と聞かれました。どうやら3年目の節目に先輩社員にインタビューするという趣旨のようでした。これを機に、読書について改めて考える機会を得たので、お話しします。


読書のイメージを変えよう:しないといけないから楽しむへ

若手メンバーに「おすすめの本はありませんか?」と聞かれましたが、読書習慣について尋ねると「本は読んでいません」とのこと。インタビュー結果を報告する必要もあるため、読みやすい本をいくつか紹介しました。会話を通じて、読書に対する若手メンバーの思いが伝わってきました。

読書が難しい理由:若手社員の現実

インタビューで取り上げられるように、読書=良いことというイメージが一般的にあります。確かに、読書から得られるものは多いです。ただ、若手メンバーが読書できない理由もいくつかありました。

読書が進まない若手社員の理由とは?

若手メンバーが読書できないにはいくつか理由がありました。そういえば少し前にオーディオブックでこんな本を聞きました。今回のnoteでは下記の本の内容ではなくインタビューを通じて感じたことです。

  1. 読書のためのお金がない
    給与体系が改善されてきても、まだ年齢による給与差が大きいです。家賃や生活費で給料が消えてしまい、同期の結婚によるご祝儀など臨時支出もあります。振り返ってみると、私も寮生活で外食するのさえもったいないと思うほどお金に余裕がありませんでした。図書館を利用すれば無料で本を読めることに気づかせましたが、習慣にするのは難しそうでした。

  2. 読書の動機付けとしての自腹の効果と限界
    図書館の話をする中で、自腹を切ると多少読書へのエネルギーが増えるかと思いましたが、若手メンバーは「それほどエネルギーにはならない」とのこと。1,000円ほどの本では確かに大きな動機にはならないかもしれません。

  3. 少ない活字接触機会
    私が若手だった20年前には、タイパという言葉もYouTubeもありませんでした。今は本の要約動画など、本を読まずに代わりになるものが多くあります。

成長のために読書を取り入れる理由

私も多くの本を読んでいるわけではありませんが、読書を通じて様々な気づきを得てきました。困っていることに対してすぐに答えが出ることは少ないですが、長期的に見てじわじわ成果が出るのが読書だと思います。最近は、仕事に直結する本よりも教養を得たり、新しいジャンルの本を読むことにしています。これにより、高い視座や異なる視点で物事を見られるようになってきたと感じます。紙の本を買うよりも、オーディオブックを聞くことが増えました。読書は手段であり、何らかの学びを続けていれば良いと感じます。

若手社員へのメッセージ:なりたい姿をまず先に

本を読むことは手段であり、数年後の自分がどうなっていたいかの姿を描くことが重要です。その目標に向かって行動を取ることが大切で、その一つが読書です。これからたくさんの時間がある若手メンバーがより成長できるよう、今後も関わっていきます。


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