引き戸の動きを良くする簡単なDIY方法
我が家の引き戸の動きが悪くなってきました。手で最後まで閉めないときちんと閉まりません。そこでドアローラーの掃除とメンテナンスを行いました。ドアローラーはドアの下に2つ付いているローラーのことです。今回はその際の体験と手順をシェアしたいと思います。
引き戸の動きが悪くなった原因
最近、引き戸の動きが悪くなり、スムーズに開閉できなくなりました。外して見てみると、ドアローラーに埃や髪の毛がたくさん絡んでいました。
これは引き戸を使用するうえでよくあるトラブルです。特に脱衣所やリビングの引き戸は、頻繁に使用されるため、ローラーに汚れが溜まりやすくなります。
髪の毛や埃の取り除き方とローラーのメンテナンス
まず、裁縫道具の目打ちを使ってドアローラーに絡んだ髪の毛や埃を取り除きました。目打ちがなかったら爪楊枝でもいいみたいですが、がっちり髪の毛が絡まっていて厳しいと思いました。目打ちは細かい部分までしっかりと掃除できるので、便利なツールです。しばらく作業を続けていると、ローラーの回転が滑らかになってくるのがわかります。
次に、市販のシリコンスプレーをかけてローラーを滑らかにしました。シリコンスプレーは、摩擦を減らし、ローラーの動きを良くするのに効果的です。これだけで引き戸の動きが格段に改善しました。
脱衣所とリビングの引き戸もメンテナンス
次に、脱衣所の扉とリビングの扉をチェックしました。どちらの扉のローラーにも髪の毛が絡んでいましたが、特に脱衣所のローラーの一つは割れていました。最初はプラスドライバーを使ってネジを外し、ドアローラーを取り外して掃除しましたが、そこまでしなくても大丈夫だと気づき、その後はドアローラーをつけたままで掃除しました。いっぱい髪の毛が絡んでいた箇所のドアローラーは完全に髪の毛が取れなかったのか、ローラーの回りが悪いままでした。ただ、ドアの動きは良くなっていたので取れない部分は割り切りました。
引き戸選びのポイント
我が家を新築する際、ルンバがすべて掃除できるように、できるだけ引き戸にしました。数か所、開き戸しか選択できなかった部分では、一部ルンバが掃除できない部分ができたため、引き戸の選択には満足しています。しかし、ドアローラーの動きが悪くなることまでは想定できていませんでした。もし次に家を建てる機会があれば、吊り引き戸にすることを検討したいと思います。吊り引き戸はローラーがなく、メンテナンスが少なくて済むため、長期的な視点で見ると便利です。
引き戸のメンテナンスの重要性
今回の作業を通じて感じたのは、定期的なメンテナンスの重要性です。引き戸の動きが悪くなる原因の多くは、ローラーに溜まった埃や髪の毛です。定期的に掃除をすることで、引き戸の寿命を延ばすことができます。特に脱衣所やリビングのように使用頻度の高い場所は、こまめにチェックしておくと良いでしょう。
まとめ
引き戸の動きが悪くなった場合、まずはドアローラーの掃除を試してみてください。簡単な作業で劇的に改善することがあります。
DIYが得意でなくても、簡単にできますのでこの方法を試してみてください。これからも家の中のあちこちをメンテナンスして、快適な暮らしを目指していきたいと思います。
以上、我が家の引き戸メンテナンス方法でした。引き戸がスムーズに動くようになると、ストレスが少なくなり、とても快適です。ぜひお試しください!