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信じられず心配をするのか信じて集中するのか

「なかなか100が切れないんだけどどうしたらいいですか?」
と相談されることがあります。
その人の状況次第でアドバイスは変わりますが
ショットの精度に問題がなければ
スコアの計算を途中でするのをやめることを勧めます。

ゴルフを始めて100を切ることをひとつの目標に
している方は多いですよね。
もし今あなたが「100を切れそうで切れない」という状況なら
『数えるのを止める』
ということをしてみるのもいいかもしれません。

スコアは段階を踏まない


多くのゴルファーを見てきて
自ら「100」という壁を立ててしまうケースがあります。
その壁を越えられるかどうか
という不安や心配があると
OBが出たりアプローチでザックリなど
それに見合った行動をとりやすくなります。

でも壁はないんです。

100が切れて90台が出るようになったら
次は80台へと順にスコアアップする・・
という場合もありますが
「もう少しで100を切れそう」
といったショットの精度があれば
80台は問題なく出せます。

100を切れるかどうかを心配して数を数えるのをやめ
1ホール1ホール
一打一打に集中する。

そうやって自分を信じてプレイできれば
スコアはついてきます。

ゴルフは「選択」「決断」の連続です。
心配を「選択」するのか
信じて「決断」するのか

ショットの結果に反映されやすくなります。

選択と決断については下の記事にもあります。

一歩先にいる自分


ある生徒さんが報告してくれました。
「100切れました。97だけど・・・」
と浮かない顔。
「数えないで一打一打集中してやったら
前半42だったんだけど・・
後半は80台でちゃうのかと思ったら緊張して55だった。」

自分じゃないみたいだった前半
いつもの自分に戻った後半

「いつもの自分」は安心できる領域だったりします。
上手くいきすぎて失敗したときに
逆に安心したという経験はないでしょうか?

人間は変化に恐れを感じるとも言われ
無意識に「いつもの自分」である
安心を求めてしまうことがあります。

それが悪いことではありませんが
100の壁と戦っている自分から抜け出したいのであれば
自信を持ってプレイしている
一歩先の自分にしていきたいですね。

応援しています。












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みどりこ|ゴルフコーチング
ゴルファーと向き合った記事が書けるよう精進してまいります。