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サオジバリエーション【Saoji Patodi Rassa】

サオジのメインの顔であるノンベジメニューからご紹介を始めようと考えておりましたが、これまでにお店で提供していなかった最後の大物、Saoji Patodi Rassaを満を持してリリースしますので、ベジのご紹介からスタートします(といっても一般的に想像される野菜系カレーとは一線を画す濃厚さなのですが!笑)



Saoji Patodi Rassa は、ベサン粉(ひよこ豆をパウダーにしたもの)をスパイスや野菜とともに和えて蒸した上で、団子といいますか、固形にして固めたものです。それを、SaojiのスパイシーなRassaでいただきます。前記事にも記載しましたが、Rassaとは西インド特有のサラサラ質感のグレイビーです。


Saoji発祥の地であるVidarbha(ヴィダルバ)地方Nagpurで伝統的に食べられていた料理ですが、マハラシュトラ州全体に拡がっており、各地によって製法や形状が微妙に違うようです。


スパイシーなラッサにPatodi(団子?)を入れるというスタイルは一貫しているようですが、地域によってカンデシカラマサラやコラプリマサラが使われたり、加熱せず成形してラッサを熱して調理仕上げをしたり、形状が四角だったりひし形だったり三角形だったり、マハラシュトラ州の地域に根付いた調理方法が為されています。


当店はサオジ専門店ですので、もちろんヴィダルバスタイルで提供します。

バリエーションとして、蒸したものを提供直前でラッサに加える、もしくは別添えスタイル、あるいはPatodiを揚げて提供するスタイルもあります。


食味は、ベサン粉によるとろける食感とポピーシードなどによるナッツのような風味が特徴で、カレーリーフの風味がサオジの芳醇な香りをさらにブーストさせます。
グルテンフリーでタンパク質が豊富なため、現地でもベジメニュー筆頭として長く愛されているようです。(色々書いてますが、マジでひっくり返るぐらい美味い)


現地のサオジレストランShankar Saojiで食べたSaoji Patodi Rassa


日本でも超希少な西インド・マハラシュトラ料理、とりわけ本物のサオジ料理が食べられるサオジ料理専門店は当店だけですので、この機会に是非ご賞味ください!



9/29(日)初提供予定


Phoenix Saoji Bhojanalay (Powered by Midori Store)
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092-776-8180

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