文章力がつく短歌とは?
昨日、会社の方からとても興味深い講義をしていただきました。題して「文章力がつく短歌」
短歌は今まで身近な存在ではなかった。でも最近、自分を深く見つめなおしたいという思いから文章を書くことが増えてきて、文章に表す難しさを痛感しているところだったので、とても興味深く講義を聴きました。
大切なのは、技術ももちろんだけれど、オリジナル性であるということ。オリジナルというのは、自分の五感でキャッチした 自分なりの視点、経験、具体的なエピソードを5・7・5・7・7の中に込めるということ。
まず最初に「頑張ったこと」についての短歌を作り、講義の後にもう1度作り直してみた。
私が作った短歌は
早朝に 漢字筆算 左手で 2Bの鉛筆 走らせる
講義の後は、紋々として言葉が浮かばず、何も浮かばなかったのですが、本当に楽しい作業で、自分の中にある気持を見つめてあげる時間は、子育て中の私たちに必要な時間だと思った。
ちなみに、その後、家でゆっくり考えて作った短歌
朝三時 娘の寝顔 確認し 息を殺して ドアノブ握る
薄明の 寝室の戸の 向こうには 私ひとりの 自由な時間
早朝に 娘の宿題 左手で 十回ひたすら 友の字を書く
下手でも自分の気持ちを見つめた時には、短歌を作る時間を持って豊かな時間を過ごそうと思う。
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