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Fearless Love

膿が出る出る、まだまだ出る。

癒えたと思っていた傷がまったく癒えていなかった。

きっと、私の心の傷はこれからも「癒える」ことはないのかもしれない。私の心にこびりついていて、針がチクリと刺すと、そこから容赦なく膿を出してくる。

私は悲しみと、そしてまだまだ強い恐怖と闘っている。私の中にある恐怖は、(今ある幸せを)「失いたくない」恐怖、「孤独を感じたくない」恐怖、そして、「選ばれない」恐怖。

本当に苦しい。

この苦しみの中で、とっくに癒えたと思っていた離婚の傷が出てきた。

私は離婚した時、もう二度と経験したくないような「孤独」と「棄てられた」という気持ちに苛まれた。

そして、離婚後の恋愛では、何度も何度も「孤独」と「棄てられた」という気持ちを味わうこととなった。一番恐れているのに、何度も何度も。

今回、針で心をプツンと刺された出来事は、完全に私のこの部分のトラウマを刺激するものだった。

苦しい。私は幸せなのに、苦しくて苦しくて仕方がない。そして、今ある幸せを、この苦しみによって壊してしまうのではないかと思って本当に恐い。

繰り返したくないのに、繰り返してしまう、そんな自分がただただ恐い。

今はひたすら、涙と共に心の傷から膿を出して、気持ちが落ち着くのを待つ。

こうして書いて、気持ちを落ち着かせるしかない。

書くことで、さらけ出すことで、少しずつ落ち着きを取り戻すことができる。醜いけど仕方がない。

私は「恐怖」を克服したい。だって、今ある幸せは、過去の傷とはまったく関係ないものなのだから。

私の中の恐怖を乗り越えることは、相手が私にしてくれることでも無条件に与えられるものでもなくて、私が私を信じなければならない。

恐がらずに、今ある愛を、そして未来を、信じたい。

「私は、もう2度と≪惨めな想い≫を感じたくない」

友人のお陰で、私はこの強い想い、心の叫びを知ることができた。

今日はとことん恐怖を感じきって、明日はまた明日の可能性に向かって一歩足を前に出す。もしまた恐怖を感じることがあっても、私はひたすらまたそれを感じきって、また新たに一歩前に進む...
















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