淡い紫色
女王蜂『回春 (Rejuvenation) Feat. 満島ひかり』
この楽曲に出会ったのは、去年の春。
わたしは数年前に女王蜂さんの存在を知り、
それなりに彼女たちの音楽を聴いてきました。
女王蜂さんの楽曲は、どちらかと言うと、
いつもパンチが効いてるイメージでした。
それが、この『回春』という楽曲は、真逆。
お二人の歌声が掛け合い、重なり合う、
美しい旋律のしっとりとしたバラード。
歌詞の言葉の表現も、とても美しく、
まるで小説を読んでいるかのような感覚。
ミュージックビデオで、お二人の視線は、
いつも互い違い、目が合うことはありません。
『回春』の前に『売春』という楽曲があり、
この楽曲は、歌詞に登場する二人の答え合わせ。
でも、この楽曲は、歌詞に登場する
『彼』と『彼女』、二人だけのものです。
個人的な解釈はいらないと思っています。
いちばん最初に聴いたときの気持ちのまま、
この『回春』という楽曲を聴いていきたい。
季節が巡っても聴きたいと思うそんな音楽です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
では、またお会いできたら。