としみつという漢
1993年。7月17日。
愛知県岡崎市で誕生した漢、鈴木俊光。
天真爛漫。情深い。怒りっぽい。涙脆い。素直。天然。
そして、優しい漢。
君の誕生日に、こんな手紙を送ろう。
君はYouTuberという肩書きで、東海オンエアというグループに所属しており、現在進行形で大活躍中だ。
YouTuberという枠から飛び越え、もはや君はアイドルだ。
君は歌がうまい。ギターも弾ける。ファッションセンスも抜群だ。ブランドや流行りに拘らず、好きな服を好きなように着こなす君の姿勢が好きだ。
君を見て思う。漢は、チェックシャツ一択なのではないか、と。
君の目はいつも光っている。君ほど眼力がある人間は、そうそういない。
それでいて、前に突き出た鼻や、困り眉と、チャームポイントが充実している君だから、何とも覚えやすい顔をしている。
君ほど、絵に描きやすい人間はいない。
私は、作品にしたいと感じたとき、それは恋の始まりなのだと信じて疑わない。
君を作品にしたいと思った。去年のことだった。
私は小説を書きたかった。今も、書きたい。だから、本を読む。noteで、日々の出来事や小説の感想文を投稿する。
日常のあらゆる場面にアンテナを張って、心を惹かれたもの、忘れられないことをネタにする精神で生きている。
ただ、小説を書く、といっても、題材がぼんやり浮かんでいても、途中で頓挫してしまう。設定、登場人物像が、はっきりしない。
そんなとき、君に出会った。
君はいつでも愉快で、面白いシーンに遭遇し、個性的な仲間に囲まれている。そして、いつでも、絵になる。
びびっときた。
君を作品にしたい。
恋に近かった。恋ということにしても、よいのでは、というくらい、君に夢中になった。
そもそも私は、怒りっぽい人が苦手。
騒々しい人は、もっと苦手。
背も高い方がいい。
顔が濃いより、点と線で紡がれた、薄い塩顔男子の方が好ましい。
しかし、私は君を好きになった。
小説『人のセックスを笑うな』で、主人公が《好きになると、その形に心が食い込む》と心情を述べるシーンがある。
その通りだ。君がタイプになった。
君がいちばん、かっこいいのだ。
君は彼女がいる。
その事実は悔しいが、彼女の話をする君はかわいいし、それが東海オンエアの活動に大きく支障をきたす訳でもない。
君は君だ。
君の価値に変わりはない。
もしかして君は、『普通の人』なのかもしれない。
普通、なんてあまり使いたくないが、強いて言えば、『クラスに1人はいる、やんちゃだけど真面目なかっこいい男の子』だろうか。
こういった男の子は苦手だ。
自分なんて冴えない女子、相手にされないと惨めになるからだ。
そもそも、東海という集団が、私には眩しい。
バカやってて、騒いで、女の子から人気があって。
なんやかんや、頭が良くて。
だけど、君に目が離せない。(というよりも、東海に)
君は人気者のくせに、男の子ウケしかしないネタに全力投球したり、やりたいことだけをやりたいようにやってみたり。
君は多忙だ。たまには、温泉でも入ってゆっくりして欲しい。
とこちらが心配する前に、暇さえあれば、君は温泉へ入り、サウナでしっかりととのう。
しっかり休養する大切さを、君は知っている。
今後のスターとして、あるべき姿勢だ。
プライベートが充実してこそ、動画内での君の表情は輝く。
髪を触る癖。人の話を聞かないところ。
好きなものに惜しみなく愛情を注ぐところ。(こち亀、トリコ、野球、サウナ、古着、車、などなど)
笑うとできる目尻の皺。
度々起こるエラー発言。(代表格:くししうーう)
バカだけど真面目で、真っ直ぐで、キラキラしているところ。
君には、モデルとしての素材がありすぎる。
君を作品にする。
ささやかな夢だ。
この世に公表しようがしまいが、君に届くか届かないか、関係なく、自分にとっての最高傑作を、君をモデルにして作りたい。
だから、君には元気でいてほしい。
元気な君が、大好きだ。
29歳、素敵な一年になりますように。