letters to my friends

2019年12月15日 04:04

ともだちへの手紙

っていうシリーズで、デンマークやフィンランドで出会ったひとのことや特別な思い出を残していこうかなと思います。

フィンランドで一番最初にできた
家族みたいな大事なひとたち

たくさんの出来事があったけど、心のなかにぎゅっと残っているのは、一見なんでもないような瞬間だったりする。

あとから思い出して、そういえばあのひとのあの言葉にすごく救われていたんだなあって気付いたり。

ホイスコーレのダイニングで
思い思いに過ごす

週末パーティーのひとこま
友達が何気なく撮ってくれた
一枚がものすごく素敵

アウトドアの授業でのキャンプ
三月、信じられないくらい寒かった

一年経って、当時は当たり前みたいに一緒にいた大事な友達はいま、近くにはいない。改めて考えてみたら、出会えたこと自体がものすごい偶然で奇跡みたいなことだもんね。

フィンランドの親友たち
次会うとき君たちは
わたしの背を抜いてるかな

夕焼けが綺麗だよって
写真撮ってんのに
変な顔ばっかり

つぎにいつ会えるのかわからないけど、分からないからこそ、伝えておきたいなと思って、嬉しかったことを文字に起こして、手紙にした。実際に友達の元に届いたものもあるし、これから手渡すものもあるし、恥ずかしくてどうするか分からないものもある。

なかなか話す機会のなかった彼とも
ギターがあればぐっと
距離が縮まった気がした

フィンランドの夏至
世界中から友達が集まって
ただただのんびりと過ごす

手紙って、相手の元に届いたら、わたしにはなにも残らない。なんて書いたんだっけ、なんてこともある。だからここに残してみる。わたしがこの一年間で大事に集めてきた、ささやかだけどきらきらした思い出を、いつかの自分のために残してみる。

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