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携帯獣微細構造学

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ポケモンの微細構造について考える架空の学問
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C104で生き物の微細構造の本を出しました

C104に参加しました。これで4回連続のサークル参加&同人誌も4冊目となり、ここで一度区切り(C105には申し込まなかった)となるので、思ったことなどを残すことにしました。自分用の備忘録なので、文章が長いです。 今回の本についてやりたかったこと 今回の本は、これまでの「携帯獣の微細構造」に関する発信を1冊にまとめようというのがモチベーションでした。ほぼ達成できたので、作ってよかったと思っています。表紙デザインでもそれを表現できたので、かなり満足しています。 サークルカッ

File.02 モルフォンブルーの謎

昨年、夏のC102で頒布した「携帯獣微細構造学 蛾の光学I」で、色違いの青いモルフォンについて考察しました。 今回はこの拙著をベースに、改めてモルフォンの色について考え、まとめてみました。 モルフォンとモルフォチョウ「モルフォン」は、最初期に登場した大型のむしの怪物で、最初に「どくがポケモン」と分類されたポケモンです。 分類の通り「蛾(ガ)」であることが明言されていますが、その名前と最も似た生き物が、今回の疑問の発端となる「モルフォチョウ」です。 モルフォチョウは、中南米に

File.01 ハートのウロコの構造色

微細構造についての妄想をnoteにまとめていく活動を始めました。今回は、その第1回目です。 ポケモン週末レポート今回は、リモポケ学会さんの企画「ポケモン週末レポート」の2023年12月30日のお題『No.370 ラブカス』で投稿したツイートについて触れます。 ラブカスとハートのウロコの関係ハートのウロコは、主に野生のラブカスから手に入れることができる「どうぐ」です。その入手方法や落ちている場所、形状などから、ラブカスのウロコなのではないかと言われています。 最近のSwi

第8回リモートポケモン学会で発表しました

第8回リモートポケモン学会で、「ポケモン応用工学~可視化の超技術~」というタイトルで発表させていただきました。 本記事はその備忘録と、質疑で持ち帰った宿題の提出です。 参加の経緯テーマの決定について 第5回の「ポケモンの微細構造」では、私たちの世界にいる生き物の生態をベースに考察するようなアプローチを取りましたが、今回はできるだけポケモン世界側の設定や情報から考察するような方針で作ってみました。 元々、自分の工学系のバックグラウンドで発表ができないかとずっと考えており

携帯獣微細構造学 序論

携帯獣微細構造学とは?「携帯獣微細構造学」とは、ふしぎなふしぎな生き物であるポケットモンスター、縮めて「ポケモン」の「微細構造」について空想する学問です。 「とうきょうタワーもとびこえる」 「アイアントを溶かして食べる」 ゲームの中では表現されない驚異的な能力や弱肉強食の世界など、ポケモンの生態が書かれている、ポケモン図鑑。 ポケモン図鑑の説明文には、生態に関することだけでなく、伝承やうわさなど多種多様な記述があり、全ての始まりである赤・緑から最新作のスカーレット・バイオ

リモポケ学会でポケモンの微細構造について発表しました

2022年10月にYoutubeで開催された「第5回リモートポケモン学会」で、「ポケモンの微細構造について考える」というタイトルで発表させていただきました。 アーカイブはこちらです。 以下、発表の経緯などの裏話の記録になります。 正直ほとんど中身のない文章ですので、ご興味のある方のみ、お付き合いいただければと思います。 リモポケ学会参加のきっかけ リモートポケモン学会、通称「リモポケ学会」、あるいは「リポ学」は、『ポケモン』の魅力を語りたい人が集い、 プレゼンを配信す