リモポケ学会でポケモンの微細構造について発表しました
2022年10月にYoutubeで開催された「第5回リモートポケモン学会」で、「ポケモンの微細構造について考える」というタイトルで発表させていただきました。
アーカイブはこちらです。
以下、発表の経緯などの裏話の記録になります。
正直ほとんど中身のない文章ですので、ご興味のある方のみ、お付き合いいただければと思います。
リモポケ学会参加のきっかけ
リモートポケモン学会、通称「リモポケ学会」、あるいは「リポ学」は、『ポケモン』の魅力を語りたい人が集い、 プレゼンを配信する非公式のファンイベントで、主催のたわしさんを中心とした有志の方々によって運営されています。
2023年2月には第6回が開催され、3/10には小規模開催のリポ学miniも開催予定です。
全てアーカイブが残っていますので、是非、一覧を眺めてみてください!
ポケモン好きの方はもちろん、生物系の方や、物理系の方におすすめの発表もあります。
そのほかにも、料理、文学、機械学習などなど、非常に幅広い分野の発表が揃っています。
恥ずかしながらリモポケ学会のことを認知したのは、2022年の8月頃でした。
経緯の話になりますが、元々は、ポケモンの微細構造についての同人誌を作ろうと思い、C101申し込みの準備を始めたのがきっかけでした。
似たようなことを考えている先人様がいるのではないかと思い、ネタ被りしないように色々と調査し始めた時に、「ポケモンについての学会発表みたいなものが、実はあるのでは?」と思って検索をかけてヒットしたのが、リモポケ学会でした。
そして、公式アカウントを眺めていると、なんと次の発表者の募集について告知されているではありませんか…!
C101の準備で考察ネタをまとめつつあるタイミングでしたので、これは天啓だと思い、その勢いでリポ学の門を叩いたら、参加枠に滑り込めてしまったというわけです。
ということで、初参加でプレゼンターとして登壇するということになってしまい、個人的には非常に勇気のいるチャレンジでもありました。
(しかも3日間開催の大トリ枠…)
発表準備の話
発表準備の話を2つ、記録しておきます。
発表資料は、制限時間ギリギリの30分で準備しました。
発表を見てくださった方はお分かりかと思いますが、かなり詰め込みました。
3本立てのスライドを出したときに、「ここまで全部前置きだったの!?」というようなコメントをいただいたのが非常に印象的でした。
ただ、話の流れにこだわっていたので、どうしても削りたくない…という思いがあり、発表原稿でどうにかすることにしました。
練習を兼ね、原稿読み上げ⇒修正⇒読み上げ⇒修正を繰り返し、なんとか28分30秒に収めました。
当日は音量まわりであたふたしてしまったので、ちょうど30分~ややオーバーといった感じでした。
学会発表などのスライド作成時のテクニックのひとつに、1スライド1分、という指標があります。
もちろんあくまで目安ですが、私の発表スライドのように図や文字が多めの場合、割と当てはまります。
自分の発表スタイルがまだ確立していない学生さんなどにはオススメかなぁと思っています。
実は、私のスライドも、表紙と参考文献を抜くと30枚になっています。
(この場合は、余裕をもって25枚くらいにしておくことを推奨します…)
さて、私の発表で一番コメント欄が加速したのは、ホウオウの話のまとめスライドだったのではないかと思います。
実は、あのまとめスライドは、学会の2週間前に思いついて追加したもので、最初の構想時には存在しませんでした。
一応、なくても丸く収まるので、とりあえず保留にしていたのですが、どうしてもあと一歩踏み込みたいと思っており、ずっと悩んでいました。
そして、2週間前に突然、思いつきました。
こういう発想とか、アイデアは、考え続けることで降りてくるのだなぁと実感した瞬間でした。
思いついた時は、自分でも「おおおお!」と思ったので、コメント欄が盛り上がってくださって、とても嬉しかったです。
発表後の補足について
心残りとして、発表後の質疑応答にうまく答えられなかったなぁという反省がありました。
緊張していたのもあり、かなり的外れな回答をしてしまっている場面もありました。
一応、発表内容の補足ツイートは、ハッシュタグ
#螺屋のリポ学メモ
でまとめました。
また、かなり技術的なご指摘に関しては、同人誌のほうで詳しく書かせていただきました。
既に発表から半年経ってしまいタイミングを逃してしまったのですが、
いずれはnoteなどで回答をまとめて公開したほうがいいかなと…一応思ってはいます…
また、質疑全体については、司会のめがちさんのお力に助けられました。
ありがとうございました。
おわりに
リモポケ学会で発表できたことは、自分にとって大きな転機となりました。
その後の同人誌執筆へのモチベーションにもなり、他の活動にチャレンジする自信にも繋がりました。
応募する時は、ぎりぎりまで悩みましたが、あの時、一歩踏み出してよかったと思っています。
主催のたわしさん、発表当日司会のめがちさん、そしてリモポケ学会運営スタッフの皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。
そして、私の発表を見てくださった皆様。
次はあなたの番です!
内に秘めている考察や空想、妄想を発表してみませんか?
今は色々な媒体がありますから、まずは使い慣れた環境から、
ひとつ、チャレンジしてみるのはいかがでしょうか?
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。