【旅行】ここは行くべき!魅惑のチュニジア②
聖都でイスラム文化を直に感じたあと、向かったのは見たこともない大自然でした。
トズールの乾いた渓谷
トズールという街で、レザールージュという名の観光列車に乗り見た風景。
まっ青な空に乾いた茶色の大地。切り立った渓谷。切り込むように流れる川。
目の前に広がる景色は、まるで異世界のようで、現代文明が全て滅びた後の新世界とか、宇宙人が住む異星の景色、そんな私がこれまで見たことのないものでした。
塩湖ショットエルジェルド
この塩湖は北アフリカ最大のもの。
地平線まで続く白い大地、この全てが塩湖。塩はかつて貴重で高価なものだったはず。塩湖があることはその国の繁栄にも大きく影響しただろう。
今では観光資源なのか、所々にある土産物屋では採れたて(?)の岩塩を手に入れることができます。
サハラ砂漠
そして世界最大のサハラ砂漠。
今度は見渡す限り黄金色の砂の平原です。ラクダに乗る体験をしましたが、その時頭にターバンを巻かれ、体にもスマックのようなものを着せられて、てっきり気分を盛り上げる小道具かと思ったら、いざ砂漠に出るとものすごい強風!
ターバンのおかげで髪がぼさぼさにならず、スモックのおかげで服が砂まみれになることは避けられました。ちゃんと意味があった…
この強風が砂地に風紋を作り出します。二度と同じ景色は見られない、刹那的な芸術。
一言で「自然」と言っても、こんなにも様子が違う。私がこれまで経験したのは、木々の生い茂る山や森、蒼色きらめく海、どれも癒しとともに優しい大気でくるんでくれるような穏やかな自然。
だけどここで見たものはどれも自然の脅威を感じさせる。自然を侮ることはできないと突きつけられるような畏怖と恐れ。けれど美しく、目が離せない。
普段では体験できない自然をこんなにも見せてくれるチュニジア。過ごすうちどんどん好きになります。
大自然を経験した後に訪れたのは、あの映画スターウォーズのロケ地!
SFでCGなどがメインの映画のロケ地?!と思ったけど、ここチュニジアにしっかりあるのです。
ファン発見のロケ地、さてどんなところだったのでしょう…