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ウェラブルデバイスの未来: DXの新たな展開について考える

1.ウェラブルデバイスの活用に興味あり

先日の投稿の中で、日経新聞記事の中で紹介されていた「ウェラブル」という言葉が妙に気になり出しました。

1-1)ごみの収集運搬でウェラブル端末を着用(投稿から抜粋)

ごみ収集の作業員がウェラブル端末を着用して作業する。

そうすると、ごみ袋を収集車に投入する腕の動きから、ごみの量が分析できてしまう。

収集車は、ごみがいっぱいになると一度、焼却施設に戻らなければならない。

そのため、このウェラブル端末から得られるゴミの量の情報とGPSによる位置情報からAIが収集車の効率的な運搬ルートを導き出すというのだ。

これって、凄いですね。

1-2)一体ウェラブル端末(デバイス)とは?

この「ウェラブル」という言葉、なんだかカッコいいですね。

そこで、「ウェラブル」をググって調べてみました。

「ウェアラブル(wearable)」とは、「着用できる」、「身に着けられる」という意味の言葉だそうです。

IoT用語では、「デバイス」や「端末」という言葉と合わせ「ウェアラブルデバイス(端末)」といった使われ方をしており、身に着けて使う情報機器の総称を指しています。

要は、「ウェアラブルデバイス」とは、手首や腕、頭などに装着するコンピューターデバイスのことを言います。

2.ウェラブルデバイスの現状

既に、様々なウェラブルデバイスが実用化されています。

2-1)健康管理機能

リストバンドタイプのウェアラブルデバイスでは、心拍数、歩行数、睡眠時間、血圧、毛中酸素濃度、活動量、体温などのデータを取得して、健康管理に役立つ情報を管理することができるようです。

さらに、そのデバイスで食事の写真を撮るだけで、AIが栄養計算をしてくれて、食事の提案をしてくれると面白いですね。

2-2)スポーツや運動での活用

ウェラブルデバイスで、移動距離、加速度、心拍数、消費カロリーが分かります。

これに、身長、体重、体脂肪、水分等のデータを合わせることにより、AIが効果的なトレーニング方法やその時の推奨献立を提案してくれそうです。

2-3)ダイエット

歩行だけでなく、家事、デスクワーク、スポーツを含む活動量を測定することで、1日の総消費カロリーを把握できるようです。

これらデータはクラウドを通して、ダイエット記録として管理することができ、それらデータに加え、減量目標値と達成期限を追加することで、AIがその人に合ったダイエット法を提案してくれるといいですね。

2-4)電子決済

電子決済機能のあるウェラブルデバイス(スマートウォッチ)があれば、手首を読み取り機にかざすだけで支払いができます。

また、SuicaやPasmoのように、ウェラブルデバイスをかざすだけで自動改札を通ることもできます。

4つのウェラブルデバイスを紹介しましたが、これらは、もう既にほぼ実用化されていて、あまり驚きがないですね。

また、これらだけでは、DXとしての変革までに至ってないような気がします。

それでは、今後、ウェラブルデバイスはどうなっていくのでしょうか。

【参照、引用website】

◆ICT Business Online website: 意外と知らない?ITトレンド用語 ウェアラブルデバイスとは


3.ウェラブルデバイスの夢の未来


いろいろググって調べました。

その中で、これは面白いって感じたものを紹介しますね。

3-1)あたたまるパーカー

衣類の形をウェラブルデバイスで、モバイルバッテリーさえあれば、服自体が瞬時に暖かくなるというもの。

春先の寒暖差の激しい日に着ていると、外気温と体表面の温度を感知して、服が温度調節するという考えは面白いですね。

一年中このウェラブルデバイスだけ着用すれば、寒暖を調整し快適に過ごせるようなものができると画期的だと思います。

3-2)ウェアラブルPOS

POSとは、販売時点情報管理システムのことです。

ウェアラブルPOSは、例えば、スマートウォッチにPOSレジを搭載したもので、どこでも決済が可能になります。

これを使うとレジが不要となり、レストランでも席で簡単に決済ができるようになる。

もはや、レジで並ぶことがなくなるデバイスです。

3-3)ウェアラブルの多様化からインプランタブルな世界へ

先程の衣服のように、眼鏡や指輪等、日頃から身に付けているもの(眼鏡や指輪等)自体をウェラブルデバイスにすると面白いですね。

眼鏡を見ながら、目の動きで操作ができたり、指の動きで指輪のデバイスが操作できたり、何でもありのような気がします。

さらに、凄いアイデアが体に埋め込むというものです。

3-4)体の中に埋め込む「インプランタブルデバイス」とは?

さらにデバイスが小型化していくと、体の中に埋め込んで利用することができるようになるそうです。

それを「インプランタブルデバイス」と呼んでいます。

例えば、
❶「スマートコンタクトレンズ」

・涙の成分を検知し病気の兆候を早期に発見して健康管理したり、視界に文字情報を表示させたりする技術も可能のようです。

❷鍵や乗車券等のインプランタブル化

・これは既にヨーロッパで実現しているようです。

・また、アメリカでは、体内に埋め込んだチップでお金の支払いができる事例もあるようです。

・さらには、ドアや車の鍵として活用する取り組みも始まっているようです。

4.行きつく先は。。。。

さらにさらに、脳に埋め込んで、身体の機能の代替、脳や身体の機能回復、精神や神経に関する病気の治療などに活用する研究も行われているようです。

こう考えて行くと、さらに先には、デバイスを埋め込まず、脳波を読み込むことができるようになるのではないでしょうか。

そうすると、考えただけで何でもできてします。

正しく超能力の世界ですね。

もっと考えて行くと、そういう考えたことや出来事が全て空間に記憶として保管することができるような気がします。

ここまで行くと、正にオカルトですが、全ての人間や動物、植物の情報を空間に保管するまさしくアカシックレコードもいずれできてしまうような気がして来ました。

【参照、引用website】

◆TECH Campブログ: ウェアラブル端末の未来予測。現状の課題と将来性についても解説

◆Study LABO website: 身につける【ウェアラブル】、体内に埋め込む【インプランタブル】で変わる未来。ICTがますます身近に!


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