我が心のアイドル、ポテくまくんよ永遠に。
みなさんは埼玉県秩父市のマスコット「ポテくまくん」をご存知だろうか。
2015年1月11日に突如として現れたポテくまくん。どうやら市内の小・中学校の全児童・生徒の最終投票によって選ばれたらしい。
私から言わせれば、当時の子どもたち、大変グッジョブ。初めてポテくまくんを目にした日から、私はポテくまくんにぞっこんだ。片田舎の秩父でよくもまあこんなに可愛らしいキャラクターを輩出してくれたと、胸を躍らせた。
私はポテくまくんが、ゆるキャラ界の頂点に君臨できるほどのポテンシャルを持ったキャラクターだと、出会ったその日から確信していた。その証左として、デビューしたその年のゆるキャラグランプリ2015にて、初出場でありながら1727体中132位という成績を収めたのだ。
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うまく言葉にできないが、ここまで可愛らしい、完成されたキャラクターはそうそういないと思う。私から言わせればミッキーマウスと匹敵するくらいには可愛い。
そしてポテくまくんの魅力は愛嬌だけではない。所々で見せるぶっとんだ姿に、私は心を惹かれる。
そもそもポテくまくんの髪の毛のような部分、これは秩父のB級グルメ「みそポテト」にかかっている味噌だれをモチーフにしたものであるが、なぜ頭に味噌だれをかぶっているのか、知っている人は意外と少ない。
ポテくまくん公式サイトには、このように紹介されている。
うーん、なかなかにクレイジーなバックグラウンド。嫌いじゃない(いいぞもっとやれ)。
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そんなポテくまくんはゆるキャラグランプリ2016で1421体中76位、そして最後の参加となったゆるキャラグランプリ2017では、なんと12位をマークした。
正直私はファンとしてトップ10、いや表彰台にポテくまくんを連れて行けなかったことを悔やんだが、人口が7万人にも満たない自治体から生まれたキャラクターが全体の12位なんて、快挙も快挙だろう。
(実際中間発表ではトップ10に入っていた時もあった。そのまま表彰台に乗ってほしかった。もっともっと全国にポテくまくんの名が知れ渡ってほしかった)
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ゆるキャラグランプリへのエントリーを卒業してから6年が経ったいま、ポテくまくんの姿は秩父市内の至る所で見られるようになった。
私はその姿を見つける度にスマートフォンのカメラに収め、知人たちに「かわいいでしょ???」と見せびらかし、Instagramのストーリーへ投稿し、日々布教活動に努めている。
私が心から愛してやまないポテくまくん。これからも変なリニューアル、モデルチェンジ等を経ることなく、いまの可愛い姿のままで、秩父市民、観光客、そして世界中にその魅力を振りまいていってほしい。
【我が心のアイドル、ポテくまくんよ永遠に。】
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