好きだったものが食べられなくなった時の感覚
結論:辛くもないし悲しくもない。
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私はこれまで好きだったものが、いくつも食べられなくなったし飲めなくなった。
列挙してみよう。
りんご、なし、桃、スモモ、さくらんぼ、枇杷、キウイ、スイカ、イチゴ…主にバラ科の果物は生食がアウト。
ナッツ類も体調によってはアウト。
葉野菜も生食は体調によってアウト。
飲み物もコーヒー、紅茶、お酒は要注意。
急性カフェイン中毒になるし、アルコールは少量ですぐに酔うし頭も痛くなる。
すべてに共通するのは、昔は楽しく何事もなく飲み喰いできたということ。みんな後天的にアレルギーになったし、体質の変化で飲めなくなった。
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このように、もともと食べられた・飲めたものが口にできなくなったと人に話すと「辛くない?」と言われることがある。なのでここに正直な感想を述べようと思う。
結論は、強がりでも何でもなく、なんとも思わない。むしろそれらの食材・飲み物を、なるべく口にしたくないと思うようになる。
なんだろう…もう身体が「食べてはいけないもの」と覚える。これは毒だと学習する。口にしておいしいと感じていた過去の記憶より、アレルギーといった何かを発症したときに受けるダメージのほうが、圧倒的に強い。
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例えばりんご🍎にしよう。
私の頭の中で、りんごはもう二度と生で丸かじりしたくない食べ物である。昔はムシャムシャと生のりんごをかじっていた。今はもう食べようとも思わない。ひと口かじったら最後、くしゃみは止まらず、鼻の奥や喉はイガイガし、口の中はこれでもかと痒みに包まれる。
その他の食べ物・飲み物もそんな感覚。
お酒もひと舐めならいいけど、1ショットや1杯のカクテルは飲み干そうと思わない。飲んだあとの代償が大きすぎるから。
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結局何が言いたいかというと、昔好きだったものが口にできなくなっても、(それが単なる食事制限ではない限り、アレルギーや体調不良という身体症状が原因であれば)何も悔しさはない。目の前でそれを誰かがおいしそうに頬張っていても「そんなにおいしいんだ」と思うくらいの感覚。
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昔の好物が口にできなくてかわいそう、辛い、と思う方へ。当の本人は、実はそんなに辛くないんです笑笑
(もちろん個人差はあると思います。あくまで私の感覚です)
という、単なるメモ書きでした。
たまにはいいでしょ、こんなnoteも。