お金は3流、会社は2流、人は1流
僕が大好きな野球。その世界の偉人、野村監督の言葉。
ひさびさに出会って、やっぱり、この言葉好きだなと思った。
お金を残すは3流。会社を残すは2流。人を残すは1流。
野村監督は、つい先日亡くなられたが、映画に出てきそうな人生で、貧乏から始まり、大打者、名監督にもなり、多くの人材も育成し業界の常識を覆したり、常識を創ったりと本当にいろいろな功績を野球界へ残した。
僕がいつも思っているスポーツと会社の組織論、戦略論は基本的に似ている部分が多い。
また、形は違うが「勝つこと」「ファンサービス」なども本当に似ている、真似るところが多いと思う。
会社経営を12年しているが、第2創業として過去数年は起業したてのようにがむしゃら感で走ってきた。その成果もあり、売り上げや建築件数などは毎年、倍増になっている。
かといって、働く人が倍になったり、時間が倍になったりはしていない。むしろ、ITなどを導入したり、チェックリストの改善したり、やらないサービスを決めたりして、人員は5年前とさほど変わらない。ただし、3年前と比べると売り上げや取扱件数などは4-5倍くらいになっている。
なぜか。
なんとなく、無意識にであるが、お金よりも、組織よりも人を残すべきという感じでやってきたと思う。なので、残念ながら、とくに2020年は、去っていく社員さんが多かったなと思う。
僕が目指すべき方向や考え方が5年前とは比較にならないからだと思う。なので、5年前の重力でつり合いが取れてていた人は、たぶん、「居心地が悪くなるのだろう」。無理に一緒にいる必要はないと思う。基本は、お互いに気持ちが良い人と一緒に入れることが最大の幸せであり、2度と戻らない人生。そうすべきだと思う。
結局、5年前からいる社員で残っているのは1人だけ。彼女は右腕的な仕事をたくさんしてくれているし、彼女もエンタメが好きなので、どんどん新しい試みもしているので。5年前と比べて、比較できないほど毎日が楽しい。給料もかなり上げれた。それもうれしい。
5年前のときの判断基準で選んでいた協力会社さん。これも、寂しいかな、ほとんどがいなくなってしまった。。。。それなりに悩み相談や食事会、勉強会などもしたが、波長が合わなくなってしまった。。。。
人生は、オモシロイ。逆に、この1年で多くの波長が合う素晴らしい社員さんや協力会社さんと出会い、仕事をするようになった。
「去る者は追わず、来るものは選ぶ」でいいと思う。また、お互いに「縁」がなくなればバイバイになるかもしれないけど、「桜」みたいに短い輝きでいいかも。仮に、それが嫌なら、本当に大切なら、お互いに相手を尊重し、大切にして、できる範囲で貢献し続けること。大切だと思う。
男女の付き合いもそうだが、どちらか一方に比重がかかりすぎたときに破綻する。。。。
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世の中、毎秒、進んでおり、どんな大企業も時代に取り残される時が来る。それを回避するためにも、「人」に焦点。人材育成に力を傾けるべきだろう。
そして、様々な問題や課題の克服に果敢に望んでいける「自ら考え、自ら行動」できる人を残すことが人類にとってもよいことだろう。
「今の人生にぴったりの教科書はない。常に新しい教科書を創る」
そういうのを創るのがすきな「人」と一緒にわくわく
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まとめ
1,お金を残すは3流。会社を残すは2流。人を残すは1流。
2,エンタメがわかる人を周りにおく
3,「新しい教科書を創るのが好きな人と一緒にわくわくする」