自分の幸せを考える ~ぼくが定時退勤を進める理由~
たまに妻が「頭良くなりたいんだよね」と言うのですが、かなり抽象的なので、イマイチわかりません。それは「頭がいいって、どういうことなのか」という定義づけがされていないからです。例えば「英検1級合格したい」とか「本を1日1冊は読みたい」のように具体的に示すことで、そこに至るための道を探ることができます。ただ、こうした目的達成のための思考プロセス自体は、とても重要だと思います。
①抽象的な目標を決める
②具体的な目標を決める
③実践する
④トライ&エラー(※②~④の繰り返し)
こういう順番になると思います。ここでは、②~④は繰り返していくうちに変更していくことがあります。というか、絶対に変更せざるを得ないと思います。なぜなら、実践していくうちにその取り組みの課題が見えてくるだろうし、時間とともに新たに必要なことも見えてくるからです。ただし、すべての軸となるのは「①を実現したい」という思いです。なので、ここがブレてはいけない。その意味で、①から先に決める必要があるし、それは抽象的で広い目標の方がいいと思います。
一例として、ぼくの教育活動を示してみます。
①子どもたちを幸せにする(抽象)
②陰山メソッド×『学び合い』(具体)
③学校での教育活動(実践)
④子どもたちの様子から軌道修正(トライ&エラー)
ぼくの具体の軸となっているのは、陰山メソッドと『学び合い』という二つの教育実践です。しかし、それをするのは「子どもたちの幸せ」のためです。逆に言えば、子どもたちの幸せにつながると思う実践はどんどん取り入れるし、もし自分の実践が子どもたちの幸せに繋がってないと感じたら、どんどん切り離していくと思います。つまり、具体の部分は変更していきますが、①が変わることはないのです。
ではもう一つ、ぼくが推し進めている「定時退勤」についても述べておきます。ぼくは現在『定時退勤がちサロン』というオンラインサロンを運営しており、全国の先生方の働き方をサポートしております。しかし、定時退勤はあくまでも②(具体)の目標です。①(抽象)の目的は「先生方の幸せ」です。
①先生方の幸せ(抽象)
②定時退勤がちサロン(具体)
③情報共有、データ配布、個人コンサル等(実践)
④先生たちの声から軌道修正(トライ&エラー)
ぼくが苦慮しているのは「定時退勤したい先生」が残業で苦しんでいるということであり、「定時退勤したくない先生」が残業することに関しては、どんどんやっちゃってくださいというスタンスです。言い換えると、その先生の幸せが『定時退勤』ならそれを実現するためにサポートするし、その先生の幸せが『残業』ならそれもOKだということです。ただ、おそらく多くの先生は前者に幸せを感じているはずなので、定時退勤を謳っているということです。もし逆であれば、ぼくのサロンは『毎日残業がちサロン』になっていたかもしれません。
#毎日残業がちサロン
#ヤバい響きw
以上のことから、ぼくが最重要視しているのが「軸となる抽象的な目標」であることをご理解いただけたかと思います。ぜひみなさんも、自分の軸となる目標を見つけ、それに向けて動いてみて下さい。
なお、もし教育関係者の方で、具体目標が「定時退勤」であるならば、絶対にぼくと繋がっていた方がいいです。その際はサロンへご招待(無料)しますので、すぐにお声かけください。お待ちしております(^^♪
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