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現代スペインチェンバロ音楽 Gabriel Fernandez Alvez

スペインの現代音楽を知ったきっかけはGenoveva Galvez 先生にお会いしてからなのですが、その後、スペインの出版社EMECから作品をご紹介いただき収集していきました。最初の作品はAlvez氏の「constantes」
そして「Cantoral」が作曲されました。
チェンバロのイメージがガラッと変わります。美しい作品です。




アンサンブルの曲も作曲して下さいました。。


濱田滋郎先生の会で取り上げていただきました。

私が持っていたスペインの作品をご紹介できた会でした。

さて今回弾く「Cantoral」はとても美しい作品です。3部作になっています。モダンチェンバロのレジスターが書き込まれていますが、今回はヒストリカルで弾きます。1942年にフランコ政権の囚人として32歳で生涯を閉じたスペインの詩人、ミゲル・エルナンデスの詩に基づいて作曲したという記述があります。

Gabriel Fernandez Alvez(1943~2008)スペイン・マドリッド生まれの作曲家。
マドリッド国立音楽大学で作曲、トランペット、ピアノ、指揮法を学ぶ。1976年、“Homenaje a Falla”で受賞。その後、イタリア賞、受賞。1977年、”Segundo Nacimiento”(交響曲)で受賞。1978年、“Mimo-Ballet !!OM!!”(オーケストラと1人の舞踏家の為の作品)でオスカー賞受賞。
第12回 国際音楽教育学会・第12回 国際現代音楽協会のスペインの代表を務める。

23日のコンサートではもう少し詳しい情報もあります。
是非おいでください。



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