カメラ初心者必見!写真の明るさの仕組み
どうも!みちをです!いかがお過ごしでしょうか?
今回はカメラ初心者に向けて、写真の仕組みについてお話ししようと思います!
写真が出来上がる仕組み
カメラが写真を作り上げる仕組みを抑えるためには「レンズ」と「イメージセンサー」という2つの機構を押さえましょう。
そしてこのイメージセンサー内部の表面には、光を電気信号に変えるための小さな部屋が幾つも並んでいます。これを「画素」といい、それぞれの部屋(画素)で光を受け取って、電気信号に変換し、1枚の写真ができるのです。
カメラのスペックに、2400万画素とある場合、イメージセンサー上に2400万個の部屋があるということなのです。
光の量を調整する「絞り」と「シャッタースピード」
明るい部屋と暗い室内で同じ明るさの写真が撮れるのは、カメラがイメージセンサーに集まる光の量をコントロールしているからです。そのコントロールするシステムがよく聞く「絞り」と「シャッタースピード」です。
「絞り」の開き具合のことを「F値」と表現し、「シャッタースピード」は「秒」で表されます。
光の取り込みを決める露出モード
取り込まれる光の量(=露出)をコントロールするためには「F値」と「シャッタースピード」の調節をしないといけないのですが、初心者の方がいきなり手を出すのは難しいため、カメラにはそれを支援する機能があります。
それぞれ見ていきましょう!
P:プログラムAE
F値 →カメラが決める
シャッタースピード→カメラが決める
手軽に撮影することはできますが、ボケやブレといったものには弱いです。
Av:絞り優先AE
F値 →自分で決める
シャッタースピード→カメラが決める
ボケの量に直結するモードで使用頻度が高いモードです。
Tv:シャッター優先AE
F値 →カメラが決める
シャッタースピード→自分で決める
静と動の動きの表現を決める時によく用いられます。
マニュアル露出
F値 →自分で決める
シャッタースピード→自分で決める
非常に暗い場合や、光の量が安定しない場合に用いられます。
慣れるには時間が必要です。
写真の明るさを決めるもう一つの要因「ISO感度」
写真の明るさは主に、先ほど紹介した露出を調整する『絞り』・『シャッタースピード』と『ISO感度』で調節していきます。
『ISO感度』とは、イメージセンサーに到達した光をどれだけ増幅させるかという指標です。
100の光を100のままにするか、200に増幅させるのかといった感じです。
ISO感度を上げるとノイズが入りやすくなる
100の光を電気的に200だとか1000に増幅できるなら、ISO感度は高い方がいいと思うかもしれません。
しかし、ISO感度を上げることにはメリットとデメリットがあります。
・メリット
少ない光でも早いシャッタースピードで撮影できる。
・デメリット
ノイズが発生してしまう。
ただし、最近のカメラはノイズに強いため、最新機種をお持ちの方はISO感度を上げてブレを防ぐ意識を持つ方がおすすめです。
ISO400
ISO1000
ISO 1000の方が、手前のレバーが明るく写っているのがわかりますか?奥にあるものも少し明るくなっています。
一方で、ISO400の写真よりもノイズが少しかかっています。
慣れないうちはISO感度はオートがオススメ
F値やシャッタースピードに加え、ISO感度まで考えるとなると、初心者にとっては撮影のハードルのリスクが上がってしまいます。
最初のうちはISO感度をオートに設定することをお勧めします。
そうすることで、ISO感度をカメラが丁度いいバランスに整えてくれるので、撮影しやすくなります。
さいごに
以上、写真が出来上がる仕組みや露出、ISO感度について解説させていただきました!
頭では理解しても、いざ撮影してみると難しいものです。
場数を踏むことが大事なので、カメラを始めようと思っている方や始めた手の方はこの記事を参考に、是非挑戦してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
今後も皆さんが楽しめる記事を書くよう努力していきます!
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