【秋田・大館】比内地鶏のひつまぶしにハマる
九州の人に「比内地鶏」がどのくらい認知されているのでしょうか?
私は、ツアーを企画しているので普通に知ってはいますが、よくバスの中で地域の案内をする時に「日本三大地鶏」の1つだと案内しています。
私のご案内するツアーには、バスガイドさんは同乗しません。
私が、バスガイドさん兼任としてしゃべっています。
ガイドさんみたいに歌は歌えませんが(笑)
自分にハードルをめちゃくちゃ上げながら東北を勉強しています。
日本三大地鶏とは
・名古屋コーチン
・薩摩地鶏
・比内地鶏
だそうです。九州にも有名な地鶏がありますね~。
ちなみに、九州は肉の消費量が日本の中でもトップクラスです。
大分のから揚げ、宮崎のチキン南蛮など、鶏肉は特に消費量が多いのが九州なのです。
日本三大地鶏は、他の「日本三大」に多く見られるように明確に定まったものではなく、一般的に言われているものになります。
地鶏の定義
① 在来種由来血液百分率が50%以上であること
・ 在来種は生育が難しく大量生産ができないため、在来種以外との交配が認められています。しかし、交配ばかり行うと在来種の特徴もなくなってしまいます。在来種由来血液百分率が50%以上とは、親が両方とも在来種であるか、親のどちらかが在来種であることを意味しています。
② 卵が孵化してからの飼育期間が75日以上であること
・以前は80日以上でしたが、技術の発達により飼育期間が長すぎると品質が落ちることもあるため、短縮されました。
③ 孵化して28日以降は平飼いで飼育されていること
・孵化して27日目まではひなの保護が必要とされています。平飼いとは、ニワトリが自由に運動ができる環境ということです。
④ 1㎡あたり10羽以下で飼育されていること
・ニワトリがストレスなく自由に運動するための基準です。
比内地鶏とは
比内地鶏の発祥は、現在の秋田県北部比内地方で秋田県で改良された在来種「比内鶏」と肉用鶏「ロードアイランドレッド」を交配して生まれた地鶏です。
江戸時代の出羽国比内郡(現在の大館市・北秋田市など)の比内鶏を原種としています。もっとも比内鶏は生産性が低いという決定的な弱点があったことから品種改良して生まれたのが比内地鶏です。
比内地鶏の味の特徴は味が濃厚であること、そして加熱しても肉が固くなりすぎないことがあげられます。
今回のメニューは「ひつまぶし」
過去のツアーでは、比内地鶏を使った「きりたんぽ鍋」の食事を提供していました。秋田の人に聞いていると「比内地鶏のひつまぶし」があるらしく、
大館市に昼食で提供していただけるお店を見つけました。
今回は八幡平のツアーの最終日、帰りの大館能代空港に向かう最後の食事でご案内しました。
私たちのグループは、有り難い事に個室を用意してくださいました。
思い出しながらこうやって写真をアップしている最中にもよだれが・・・
ツアーコンダクター(添乗員)は、通常はお客様と同じメニューを同席で食べることは少ないです。前職で旅行を手配していたころは、メニューも別(まかないのような食事です)、席も別で手配していました。
私が企画してご案内するツアーは、お客様とのコミュニケーションを大事にしているので基本、自腹切ってでも、お客様と同席で同じメニューを頂きます。そうしないとお客様の生の声が分かりませんもんね~。
食べ方は何通りか案内してもらえます。
あくまでも自由に食べてよいのですが、まず、そのままで一口、生卵を入れて一口、最後に出汁をかけてひつまぶしに・・・・
1つで3通りのお楽しみです。
地鶏って、硬くて歯ごたえが良いイメージがありますが、比内地鶏は硬さは比較的柔らかくて噛めば噛むほど味が出てきます。
ちなみに、バスのドライバーさんには「比内地鶏の親子丼」を別食で食べて頂きましたが、チラッとのぞいてみるとコチラもめちゃくちゃ美味しそうです。
親子丼をお代わりしたかった・・・・・・
お客様の声も、「最後に比内地鶏を食べられて最高だった!」
★★★星みっつ〜いただきましたあ〜
2025年も「比内地鶏」食べられるツアーを企画しようかな!!!
おまけ
別のツアーで、鹿角市の「道の駅あんとらあ」の添乗員食で出していただいた比内地鶏の親子丼。乗務員、添乗員はラーメンやカレーなど選べるのですが、バスのドライバーさんが、絶対食べた方が良い!「俺は毎回絶対これ食べる!」っていうから注文しました(笑)
卵にしっかり味が付いていて比内地鶏の弾力があり絶品でした。
お客様を楽しませる、という仕事柄、神経を使う事が多いのですが、
美味しいものを食べると一瞬で幸せな気持ちになり、何もかも忘れます。
・・・・・忘れてはいけません(笑)
幸せのおすそ分けでした〜
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