ちょいちょい書くかもしれない日記(太陽の塔)
数日前、何故か万博公園の「太陽の塔」の画像が何枚もSNSに流れてきて、何ぞ……? と思っていたら、サマソニの会場だったらしい。
内部も見学できたそうで、それはだいぶ羨ましい。
地元だったせいも大いにあろうが、私は生まれて初めて発した言葉が、パパでもママでもなく「たいようのとう」だったらしい。
聞き間違えようがないくらいクリアな発語だったと、両親揃って言っていたので、きっと本当なのだろう。
どちらを先に呼んでくれるだろうかとワクワクしていた両親の落胆ぶりを想像すると、今さらながらに申し訳ない気がする。
幼い頃に知っていたものが、ひとつ、またひとつと姿を消していく中、太陽の塔があの威容を保っているのは、何だか頼もしい。
岡本太郎の芸術は、幼い頃はまったくわからなかった。
今はわかるのかと問われたら大いに首を傾げる感じではあるが、とにかく強烈な圧というか、力があることだけはよくわかる。
創った人がいなくなっても、その力が少しも減じることがないのが凄い。
ずっと残っていくのは、そういう不思議な力を持つものたちなのだろうな、と思う。
何年か前に、テレビで給食の「キムタクごはん」が人気! というのを見て、ずっと興味があった。
先日、冷やご飯が少し溜まったのでレシピを検索して作ってみたが、基本は、お肉(ベーコン、ハム、豚肉など)とキムチと沢庵をごま油で炒め、薄口醤油で味をつけ、そこにご飯を投入して混ぜる、というものらしい。
ショルダーベーコンの切り落としがあったので、それを使うことにした。
ベーコンの塩気を考慮して、薄口醤油は香り付け程度に。
刻んだ九条葱といり胡麻をどっさり仕上げに混ぜ込んだ。上にちょんと載せるほうが見栄えがしただろうが、こういうのは混ぜたほうが美味しい。
私は辛いものが苦手なので、キムチはしっかり洗って唐辛子を落としてから刻んだが、それでも十分に美味しかった。
以来、何度かアレンジして作ってみている。
炒飯よりも気楽だし、油分少なめで作れるのもいい。
個人的には、やはりお肉は脂身の少ないショルダーベーコンがいちばんいい。
刻みネギではなく、ニラを細かく切って一緒に炒めても美味しい。
いずれにしても、熱々を韓国風に味付けした海苔で巻いて食べるととても美味しいし、中華風の卵スープを作って、後半はそれにご飯を浸して食べてもいい。
一人暮らしだと、同じ物を何日も作って食べ続けてしまう。
栄養バランス的にはイマイチかもしれないが、試作ははかどる。