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ちょいちょい書くかもしれない日記(あかぎれ)
指先が割れる季節が到来した。
けっこうまめにハンドクリームを塗っているのだが、やはり避けられない。
爪と指の間あたりがスパーンと割れるので、何が痛いってシャンプーするときだ。
割れたところに髪がスッと入りこみ、それが容赦なく傷口の中でスライドするわけで。もう。もうもう。
傷口にクリームを入れて、絆創膏で蓋をしてから眠るようにしているので、朝になると少しはよくなっている。
以前のように触れたものがみな血染めになるようなことは減ったものの、なんとも煩わしい。
ワクチンを打った二の腕、昨日は何ともなかったが、今日になって少し腫れてきた。熱も持っている。
常に手が冷たいので、そこでインスタントに暖が取れる。
新型コロナウイルスワクチンの副反応に比べたらどうということはないが、昨日も今日も、夕方近くなって物凄いだるさを感じ、2時間ほどバッタリ寝てしまったのは、コロナの後遺症かワクチンの副反応かどっちだったんだろう。
どちらにせよ、変な時間に寝てしまい、起きたとき暗くなっていると、自分が置かれた状況が一瞬わからなくなって慌てるものだなと面白かった。
入院する少し前、母がよく、「目が覚めたら、今が朝だか夕方だかわからないのよ」と電話してきてゲンナリしたものだが、こういうときは少しだけ気持ちがわかる。
明日が年内最後の段ボールゴミ回収の日なので、出せる箱は全部開いてまとめた。
山に住んでいると、どうしても通販に頼ることになるし、そうなるとダンボール箱の溜まり具合が半端ないのだ。
それだけの作業でずいぶんと疲れてしまうポンコツボディだが、新型コロナ後遺症外来の主治医からは、「しんどいと思ったらすぐ休む。できたら寝る。でも、しんどいと感じるところまで身体を動かすことは回復の過程でとても大事なので、ただ休んでいても駄目なんですよ」と何度も言われ続けている。
外で電池切れすると、さすがに即座に休むというわけにはいかないので、家の中で動くときは、ほんの少し無理をする。そしてこまめに休む。
家族がいないので、何時であろうと寝ていいのはとても助かる。
母の世話をしていた頃は、午後6時には実家にいないとたちまちパニックを起こして騒ぎ出すので、そのプレッシャーが凄かった。
今は、母が頼って縋れるのは私ひとりではない。
それは、母にとっても私にとっても何よりもよいことだ。
明日から客人が来て、一緒に年を越す。
ひとりが苦にならないたちではあるけれど、こういう1年の節目に、気心が知れた人たちが同じ屋根の下にいるのはいいものだ。
ひとりだと食べきれないご馳走も、3人がかりならどうにかなるし。
何より、猫6に対し、人1という圧倒的マイノリティの立場が、2:1まで回復するのは素晴らしい。
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