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沼に落ちやすい時代
沼落ち そんな言葉はこの数年でしょうか。
自身はそのつもりが無くても、どんどん深みにハマってしまう。そういうことです。
私にとってのBTSはまさにそれです。
かつて韓流ブームがありました。冬ソナ、ヨン様。友人はどはまりしていた子も多かったです。私は借りたDVDを観たりしましたが、話自体の面白さは感じましたし、「秋の童話」の俳優さん、確かソン・スンホンさんのファンにはなったのですが。数ヶ月以内にはマイブームが去ったように思います。例の冬ソナも実は観たことありません。
さて昨年。BTSの存在は知っていましたが、本当に興味ゼロでして、私はジャニーズ好きでもあるので、見ない、聴かないでいたわけです。
確かネットニュースか何かで「ダイナマイト」が全米チャート席巻云々を知り、英語圏でなんで・・という素朴な疑問から彼らのMVを見てみたのです。
かっこいい。まず音楽にビビビっときてしまいました。80年代ポップスで育った私は、そのディスコティックな音楽を一瞬で、好き!!となってしまいました。
次々と彼らの様々な作品を観るきっかけになったのは、リアクション動画です。初めは勝手に流れてきたその動画は、彼らの作品に対する様々な国の方のハイテンションなリアクションをアップしているものでした。欧米の方も、アジア圏の方も、全て見切れないほどの動画がありますよ。
音楽、ダンス、刻まれるリズム、ベース、アレンジ、歌声、発声、演出と色々な観点でのリアクションがありました。この人の歌い方はエッジボイスが効いてる、ダンスのクオリティがすごい、などその道のプロの方も、率直に解説しています。
そんな感じでユーチューブやインスタで彼らの動向を見ていますと、これでもか!!!という位に、関連動画や関連画像が出てくるのです。そんな時代。
釣り動画という言葉がありますが、まさに釣られた感じです。
自ら情報を取りに行くのではもはや無く、今や朝起きてインスタやPCを開こうものなら、ドヒャーとジミンの笑顔が増殖して私を襲ってくるのです。
(あっ ちなみにユーチューブではひろゆき氏も同じく襲いかかってきますよ。)
それとなくスマホを開いてもジミンだらけ。意識して避けなければ、まさに沼に落ち、時間の経過を忘れ家事に支障をきたします。
画面の中の人が、これいいよ、これ観なよ、と私に送信している感じ。AIの進化は凄まじいです。
沼落ち 不可避の時代。小泉今日子さんも同じジミンファンに最近なられたとか。開くと出てくる、とおっしゃっていました。少し年上でいらっしゃいますが、同じ世代としてちょっと嬉しかったなぁ。
ジミンペン(ジミンファン)などというと単なるミーハーなおばさんですが。彼のハイトーンボイスとクラシックバレエを思わせるダンス、スペックの高さが魅力的なのです。(言い訳しておきましょう)
個人的には音楽は「Butter」が好きですが、歌自体は「Dynamite」の方がジミンのハイトーンを聴けるから好き。「Promise」は一押しかな。