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KATSEYE そして BTS

リアルタイムのAbemaはどうも観づらくて脱落していましたが、この度、ネトフリでドキュメンタリー作品として配信されたので観ました。
HYBEアメリカから発信するガールズグループ「KATSEYE」(キャッツアイ)。韓国系一人含むグローバルな六人。日本人は皆脱落で大変残念でした。

韓国アイドルの養成プログラムは大変面白い。というか妥協が一切無い厳しさ。基本英語圏の女の子たちも、過酷なトレーニングを頑張る様子が見られます。

つくづく、欧米に憧れる時代は<今は昔>ですね。英語圏の子、東欧、南米、インド系、もちろん日本の子も皆、Kpopへ憧れます。(皆、は言い過ぎですが母数は確実に増えました)  ブロンドヘアでブルーアイズの少女がアジアの小さな国の文化に憧れるなんて、感慨深いです。音楽より顕著なのはメイク事情でしょう。 

とにかくハードな訓練を勝ち抜いた六人。彼らの作り出す音楽、アレンジ、ビートはとてもおしゃれで好みです。

そんな「KATSEYE」は、BTSを抱える大手事務所HYBE所属です。ピラミッドの頂点に立つバンタン(BTS)は、徴兵からジン氏が帰還。他メンバーはまだ服務中ですが、そんな彼らに激震。とあるメンバーが飲酒運転(スクーター)で送検の可能性。リーダーはじめメンバーらの心中を思うと胸が痛いです。本人の後悔は言うまでもなく計り知れません。 

ただ。立ち止まって一旦考えます。国連で歌やダンスを披露し、母国のための活動を担い、巨額の寄付を人知れずしている彼ら。今までほとんどゴシップで騒がれたことのなかった彼ら。いつの日か彼らが<聖人君子>かのような存在と思っているファンも増えていたのでは無いでしょうか。私も、彼らの真摯な努力や態度。品を大きく崩すことのない振る舞い。素晴らしいと感じていました。

しかし。「KATSEYE」のサバイバルやアイドルのサバ番などを見るとわかりますが、バンタンも初めはみんな、歌やダンスが好きな一人の少年でしかなかったのです。そして育った環境もさまざまなメンバーが結成を機に生活を共にし始めただけ。

人は環境によって変わる。富を得たことでも色々な意味で変わる。彼らはこれまで、良い変化、良い進化をしてきました。ですが、変われない部分もありますし、一瞬の気の緩みもある<人間>なのです。  もちろん私はバンタンが好きですし、ジミンペンですから悪く思うことはないです。ですが、改めて彼らも<人間>なのだ・・・・、と。<聖人君子>でいる必要はない。完全体復活かいつになるかは、正直読めませんが、その暁は、肩の力を抜いて人間らしく、緩く過ごして欲しいですし、ゆっくりと彼らのしたい音楽を作ってくれたらいいなぁって思います。

そんなことを彼らに想う今日この頃です・・・・。


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