
白 or 黒 / Female or male
全反射か全吸収の両極端。
無彩色の 白 or 黒 。
それが、少し前の社会が写した世界のあり方。
しかも、灰色は許されない。
砂色も白に振り分け、
鈍色も黒に振り分ける。
そして、白と黒を併せ持つことも許されない。
それが、少し前の社会が認める世界のあり方。
.
.
だけど、本当に世界は全て白か黒かで成り立つの?
だから、社会はちゃんと世界を見つめて気がついた。
白 or 黒 ではない存在に。
だけど、それは『その中間』という意味ではない。
『その中間』ってなあに?灰色のこと??
『それ以外』が見えないのは、白黒テレビで世界を見ているからだよ。
それに、灰色の美しさは灰色の美しさ。白と黒では量れない。
まして、“虹”の美しさは、白と黒では見ることさえ叶わない。
.
.
すべての可視光線を反射する物体なんか、あるわけない。
完全な“白色”なんて存在しない。
「勿論!それはそうだよ!だけど、たとえどんな風に見えても、ちゃんと“白色”として扱ってあげるから安心してね!」
なんて、心の底から余計なお世話。
ぼくは、そもそも“白色”じゃない。
すべての可視光線を吸収する物体なんか、あるわけない。
完全な“黒色”なんて存在しない。
「勿論!それはそうだよ!だけど、たとえどんな風に見えても、ちゃんと“黒色”として扱ってあげるから安心してね!」
なんて、心の底から余計なお世話。
ぼくは、そもそも“黒色”じゃない。
.
.
白も色々、っていうけど、
それは本当に、白色なの?
黒も色々、っていうけど、
それは本当に、黒色なの?
桜色も、藤色も、亜麻色も、あるんじゃないの?
だけど、無彩色の論理じゃ、
全部、白。
紺青も、滅紫も、暗緑色も、あるんじゃないの?
だけど、無彩色の論理じゃ、
全部、黒。
.
.
勝手な白黒フィルター通して、
勝手に白か黒かに振り分けて、
勝手に白と黒の数合わせして、
そこから、一体、“何”が見えるの?
勝手な白黒フィルター通して、
勝手に白か黒かに振り分けて、
勝手に白と黒の数合わせして、
そこから、一体、“何”がわかるの?
だから、もっと、よくよく周りを眺めて見てみたら?
本当に、世界は全て白か黒かで成り立つの?
“白色か黒色しか見えないフィルター”で、
この多様で色鮮やかな世界の“何”が映せるの?
.
.
.
.
ぼくから言わせると、結局、世間は『ミルクカップ』か『コーヒーカップ』という二つの器でしか見ていない。
その中身が何であるのか、器だけ見て決めつけている。
ミルクカップには、白のミルク。
コーヒーカップには、黒の珈琲。
ってね!
世界には、白のミルク or 黒の珈琲 しかないと、本気でそう思ってるのかな?
器の中身は一人一人、全くちがうと思うんだけどね??
それ以外は『中性』って、、、他には『カフェオレ』しかないのかな?・・・『多様性』は、ミルクと珈琲の割合の話ですらないんだけどね…
.
.
Maverique is a gender that is neither male or female, but is also not neutral, and also not a lack of gender. If genders were colors, and female was red and male was blue, maverique could be seen as yellow!
マーベリックは男性や女性以外のジェンダーです。しかし、中性でもなければ、ジェンダーがないわけでもありません。
もし、ジェンダーがカラフルだったなら、そして、女性は赤、男性は青だったとしたならば、マーベリックは黄色として見えるでしょう!
.
.
あなたが感じているジェンダーの色は何色ですか?
それは、はっきりと一色しか感じないものなのですか?
それは、色がうつり変わり混じり合うことはないのですか?
.
.