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編集の仕事 2017 札幌へアートの旅 札幌国際芸術祭2017

北海道に移住して6年。
ほとんど東京のつながりでの仕事の中で、札幌国際芸術祭のアートブックに関わらせていただいたことは、本当にうれしい出来事でした。
札幌国際芸術祭に関わっていたchiakiさんと偶然に東京行きの飛行機で一緒になって、あれこれとお話しさせていただいたことがきっかけで、ガイドブックのプロポーザルに参加しよう(!)と思い、連載を続けていたコロカルの編集部のみなさんにお声がけをしてチームが生まれました。

国際芸術祭のガイドブックの制作は、以前に越後妻有の大地の芸術祭や瀬戸内国際芸術祭の草創期に編集に参加させてもらったことがあり、まだ始まっていないうちに、芸術祭の面白さを伝えるというのがすごく難しいということを実感していました。
そこで、イラストを入れたり、芸術祭以外のアートのスポットを入れたりと工夫して、なかなか濃いマニアックなガイドブックになったと思います。

何より、札幌を中心としてアートに関わるみなさんと顔見知りになれ、そのつながりが今も続いていることに感謝します。
一緒に編集をしれたichikoさんは、コロカルの連載の元担当さん。
今年の夏にバッタリ、ヴェネツィア・ビエンナーレの会場で会うというサプライズもあったりと楽しい思い出がたくさんです。

札幌へアートの旅
札幌国際芸術祭2017公式ガイドブック
発行 マガジンハウス

info

イラストレーターのすずきももさんが運営する、とても素敵な本とカフェとギャラリーがある「ポンピイェハウス」で、森の出版社ミチクルの本と來嶋の編集の仕事を並べた展示を行わせていただくことになりました!

森の出版社ミチクル 本とカゴと土偶 
11月1日ー25日(火水休)
森の出版社ミチクルの活動では、これまで制作した本とともに、最近熱心に取り組んでいるかご編み、野焼きで作品をつくっている縄文土偶も販売させていただこうと思っています!

來嶋路子 編集の仕事
アーティストと一緒にゴールの見えない道を歩いていたら30年が経っていました
11月14日ー25日(火水休)
20歳からアートの本の編集に携わるようになり、さまざまなアーティストの画集や著作集などを担当。これまでつくったアートブックを一堂に並べます。

トークイベント
アートブックの編集について話します
聞き手 佐藤優子(編集者・ライター)
11月17日(日) 14:00-15:30
先着当日20名(予約不要) 1500円(ワンドリンク付き)

カゴ編みワークショップ
11月24日(日) 13:00-15:00くらい
定員5名 2000円
要予約 michikururu@gmail.com

プロフィール_來嶋路子 くるしまみちこ
@ michikokurushima
東京出身。大学4年生の頃から、美術出版社でアルバイトを始め、その後『みづゑ』編集長、『美術手帖』副編集長など務める。東日本大震災を機に北海道岩見沢市へ移住。その後もアートやデザインの本の編集を続ける。2017年より人口300名ほどの美流渡地区で出版活動を始め、ローカルのつながりを生かした本づくりを行う。マガジンハウスWEB「colocal」で日々の暮らしを連載中。
ポンピイェハウス
@ponpiyehe
北海道札幌市中央区南6条西24丁目1−27
11:00−18:00(金・土22:00まで)


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