コミックエッセイへの道③タイトルのキーワード決定と目次作成
こんにちは。今週もコミックエッセイへの道、引き続きやっていきます。
池田暁子さんの『読まれるコミックエッセイの描き方』を参考にさせていただいています。
先週の宿題の提出から。
先週の宿題は、
・タイトルを決める(特にキーワードを何にするか。不登校?保健室登校?)
・目次を作る
ということでした。
先週の宿題1 タイトルのキーワード決定
キーワードのボリューム
タイトルにどんなキーワードを入れるか。
「不登校」「保健室登校」が思い浮かぶ。
それぞれどれくらい関心のボリュームがあるか調べてみる。
『ラッコキーワード』で検索ボリュームとか調べるのがいいのか?
あまりここに時間をかけたくなかったので、分かる範囲で調べてみた。
①Amazonで検索してみる
不登校:「検索結果4000以上」と表示
保健室登校:「検索結果79」と表示
圧倒的に「不登校」が多い。
②国立国会図書館で検索
不登校:9415件
保健室登校:327件
こちらも圧倒的に「不登校」が多い。
国会図書館での検索は、ウェブサイトや映像資料、論文なども含み、一般の書籍だけではないみたい。
②noteのハッシュタグの数
不登校 「約10000件」と表示
保健室登校「約2000件」と表示
やっぱり圧倒的に「不登校」ですね。
ということで、「不登校」を使う方がよさそう。
さて次に、うちの子、ずっと休んでいたわけではなく、保健室や教室に半日だけ登校していることが多かったので、いわゆる「不登校」という感じではない。
そこで、「不登校傾向」とか「不登校未満」という言葉が思い浮かぶ。
こちらもどれくらい使われているか調べてみる。
①Amazon
不登校傾向:45件
不登校未満:9件
②国立国会図書館
不登校傾向:189件
不登校未満:0件
③noteのハッシュタグ
不登校傾向:約400件
不登校未満:9件
なるほど。
どちらかを使うなら、「不登校傾向」の方がよさそう。
不登校、不登校傾向の言葉の定義
ここで、言葉の定義をちゃんと調べておこう。
文科省のサイトから、「不登校」の定義を調べてみた。
ものすごくざっくり言うと、年間30日以上欠席している人のうち、病気の人と経済的な理由による人を除いた人という感じでしょうか。
「不登校傾向」の定義
こちらは、はっきりとした定義が見つからなかった。
一般的な言葉として、「不登校」まではいっていないけれど、学校を休む日が多い、登校渋りがあるということで使われているのか。
それなら、これに当てはまりそう。
改めて、小学校2年生のときの長女の欠席日数を確認してみた。
小2のときの通知表を見てみると
欠席日数
・病気 29日
・その他 4日
合計 33日
あら、30日超えてる。
ええっ、小2のとき、うちの子は「不登校」だったのか!
そうだったのか。なんかけっこうがんばって学校行った記憶だったから、「不登校」ではないと思ってた。
だから過去のブログでも「不登校」は使っていなかったな。
今さら発見でした。
ちなみに、欠席理由の「病気」には「お腹が痛い」など体調不良で休んだ日がカウントされているもよう。
本当に熱が出ていた場合もあるし、学校行きたくなくてお腹が痛い、という場合も含まれますね。
「その他」は「学校行きたくないと言っています」とか「家の都合で」と言って休んだ日がカウントされているようです。
(家の都合=フリースクールの見学などに行ったやつです。)
いや、あれ?
「病気」で休んだ日は不登校の欠席日数のカウントには入らないのか?
通知表に書かれてる「病気」と不登校から除外される「病気」は同じ??
えー分からない。
うーん、正確なところは分からないけど、30日以上の欠席なので、「不登校傾向」ではなく、「不登校」と使っていいかなあ。
まあそこまで正確さを気にする人はいないか。
でも、「学校行きたくない、お腹が痛い」というのが「病気が理由の欠席」=「不登校の欠席日数カウントに入らない」とすると、不登校としてカウントされていないけど学校休んでる子がもっともっといそう。
おそろしい…。
「HSP、HSC、繊細さん」などを入れるかどうか
さて、HSP、HSCなどの言葉をタイトルに入れるかどうかも考えどころですね。
入れておいた方がどういう原因の不登校か分かりやすそう。
またボリュームを調べる。
①Amazon
・HSP:5000以上
・HSC:540
・繊細さん:868件
・繊細:8000以上
・繊細っ子:16件
・繊細な子:2000以上
・敏感な子:1000以上
②国立国会図書館の蔵書検索(図書・雑誌で絞り込み)
・HSP:1088件
・HSC:471件
・繊細さん:36件
・繊細:3995件 (「繊細さを生かす」「繊細なあなた」などで使われている)
・繊細っ子:1件
・繊細な子:11件
・敏感な子:27件
「HSP」「HSC」ともに、「繊細な人」という意味以外のの略語である場合もある。
「繊細」は普通名詞なので、繊細さんの本でないものもかなり含まれている。
検索結果がどこまで参考になるか分からないところだけど、入れるなら「HSP」かな。
ここまでのまとめとして、タイトルのキーワードに「不登校」「HSP」を入れることを決定。
次週の宿題として、このキーワードを使ったタイトルを考えて決めることにする。
先週の宿題2 目次を作る
先週の検討結果として、原則6ページ×〇話という構成で考えることとした。
ざっくり20話として考えてみた。
19までで終わっちゃったけど、たぶん増えたり減ったりするだろうと思うので、ここではあまり細かく考えずにざっと挙げてみた。
また次以降の工程で見直していく予定です。
沖田 ×華さん『ニトロちゃん』
電子書籍ではなく、紙の本も参考にしたいと思い、図書館で借りてきていた沖田×華さんの『ニトロちゃん~みんなと違う、発達障害の私~』の構成も確認してみる。
この本、ほんとにひどい辛い話もあって、胸がキューっとなる。
ぜひどうぞ。
さて、先週参考にした2冊は、雑誌の連載からのものだったので、各話6ページというのが基本だったのだけど、『ニトロちゃん』は書き下ろし。
21話あって、1話6ページか8ページが多かったけど、1話15ページのところもあれば、2ページだけというものもある。
なるほど。書き下ろしになると自由なのね。
それから、この『ニトロちゃん』、著者の経験をもとにしていて、主に学校での過酷な話なのだけど、最後に「この本は著者の体験を基に書き下ろされたフィクションです」という但し書きがあった。
これ、私も必要だな。
長女の学校や先生やお友だちの話がメイン。
こちらの側から見た一方的な話になるし、先生やお友だちの全部を見ているわけではないし、長女から聞いた話からの想像で描く部分もあるはず。
「フィクションの要素が入っています」という但し書きが必要と思う。
忘れずに入れよう。
次週の宿題
さて、次に向けて。
『読まれるコミックエッセイの描き方』では、次は「04 ネームを描く」となっている。
「ネーム」、漫画用語?ですよね。これがどんなものか全然分からない。
なので、ネームがどんなものなのか、どうやって作るのがよさそうか調べるのが次の宿題。
それから、「01 画力がなくてもどうにかなります」のところのキャラクターについて考えるのをやっていないので、それも少しやっておきたい。
まとめると、次週までの宿題は、
・タイトルを固める
・ネームについて調べる
・キャラクターの描き方を考える
をやります。
また報告します。ではでは。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?