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964/1096【質問回答】他者をかまってちゃんと呼ぶ人/子どもの病気や第二子不妊で自分を責めてしまう
吾輩は怠け者である。しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、己の夢を叶えようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で964日。
※この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。
964日目。うつっぽい状態から回復したことのある人ならわかると思うが、うつっぽい時というのは、お風呂も気が進まない。規則正しい生活もできない。朝の活動ができない。
別に落ち込んでなどいなくても、とにかく普通の人が当たり前のようにこなせることがこなせない。純粋単純シンプルに、気力がない。これが自分でもどうにもならなくて、とても苦しいものだ。
みなさんにもないだろうか。別に落ち込んでなどいなくても、勉強をしようと思って机に向かってやり始めたときにどうにも意欲がわかず、ただただ勉強が進まないということが。生活のすべてにああいった感じがある。ただできない。やりたいと思える理由がどこにもない。無駄に思え、なんの価値もなく思え、ひたすら泥のように気が進まない。
そういうときは、治ろうとしないで放っておいて、ゲームでも動画を観るでもいいが、意欲がかすかにでも湧くものを捨てないでやること。それから、人と人とのやり取りを見る。自分もできたらやり取りをする。ネット上でいいので、どこからか人間関係を観察する。
あとは自分をそっと観察して、匿名でいいからその自分の状態をどこかに淡々とレポートして記録していこう。不思議だけれど、これらをすることは自分をつなぎとめてくれる。人はひとりにならないことが大事だ。
自分を他者のように観察することが、どこかで過剰になっていた自意識をふんわりと和らげてくれる。これは深く助けになるのだとわかった。
うつっぽかったわたしがブログを書いてきて学んだことのひとつ。毎日のように頻繁になにかをアウトプットすることには、たくさんの良い点がある。それが964日目の今は、たしかに感じられていると言える。
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質問箱にいただくご質問がほとんど長文のものになりブログに載せづらくなっています。例外もありますが、ブログでは基本的に短文のものに回答させていただいております。
わたしが見る限りでは、「繊細アピール」「かまってちゃん」と言われる人を見て、そう言われても仕方がない部分もあると感じることも多いです。
また、それを責める人こそが「かまってちゃん」であると思うこともよくあります。
わたしもどんな発言も自己表現というのはたしかだと思いますが、感情を外に出したいというときに、いつでもどこでも自分が出したければどんな表現をしてもよいのだとは思いません。適切な相手や、適切な出し方というものがあるのだと思います。
たとえば、パーティーで集まったときにため息ばかりつく人って嫌ですよね。その人が「わたしは自分の感情を外に出したいだけですから」と言ったら驚いてしまいます。「ひとりで他所でやってよ。他者のいるところで出したいなんて、構ってほしいのと同じでしょ」となってしまいますよね。
それはネットだろうとリアルの社会だろうと同じことだと思うのです。
でも、たとえばTwitterでの個人的なつぶやきに対してひどく責めるなどの方法で構うほうも構うほうだと言えます。世の中には、大人になっても成熟していない人がたくさんいます。自分の気持ちを他人に処理してもらおうとする人は、ネットにも溢れています。自分のご機嫌を自分でとることのできない人がたくさんいるのですよね。なかなか難しいことですから当然です。なので、ネットをのぞいたらそういう発言を見つけるのはまずもって避けがたいことだと思いますよ。
気にしたって仕方がないんです。
そういうものなのです。
質問者さまが、そこに引っ張られないで楽しく機嫌よくいられるのがいちばんだと思います。いいのいいの、そんなことに注意を注がないで、彼らに任せておけば大丈夫。あなたはあなたの楽しいことをしていましょう。大切なあなたの人生の時間やエネルギーを、そこに注がなくていいですよ。
子どもさんの咳チック症も、第二子不妊も、
あなたのせいではありませぬ。
子どもさんは、あなたの考えるように、あなたのコンディションによってあなたの思いのとおりに変化するような存在ではありません。あなたがめちゃくちゃ優秀な人間になり、完璧な人格を備えたとしたって、咳チックが消えるかどうかなんてわかりません。子どもさんをナメたらあきまへん。
子どもさんは、自分の宇宙に独立している、あなたとは完全に別の生命体です。そういう意味で他人です。死ぬまで、こちらの思い通りになどなりませんよ。わたしたち地球人は、あなたのお子さんだけでなくひとり残らずみんなそういう存在であり、そうやって独立独歩でこの惑星で同棲中なんです。
だから、初めはなかなかに難しいかも知れませんが、どうか不毛に自分のせいということにしようとしないで、諦めて気楽になってみてください。またそこで自分のことを責めそうになったら、自分に言ってあげてください。
うぬぼれてんじゃねえぞ。
神さまじゃねえんだぞ。
子どもさんはあなたの思い通りにはならないのですから。なので、ただただ今の状態を助けサポートしてあげてください。
病ニカカレバ身体ヲ看テヤリ
学校ヲ憎ンダラ「オ前ドウシテ尾崎ニナッタ」ト訊キ
グレチマッタラ窓ガラスヲ補修シ盗ンダバイクヲ一緒ニ返シニ行キ
怒ッタラ話ヲ聴キ
泣イタラ肩ヲ抱キ
子カラデクノボート呼バレ
褒メラレモセズ
苦ニモサレズ
サウイフ親ニ
ワタシハナリタイ
これでいい。葛藤もありますが、親にはそれしかできません。それで大丈夫で、それで充分です。ただ愛せばいいのですよね。あなたがおかしいせいだとか、あなたが足りないせいだということではないのですから。愛する以外にやることがないです。
親は、立派に子育てをしたと自他から褒められようとしなくていいです。子どもの自立だけ手伝えばいい。
お気持ちはとても良くわかりますが、第二子不妊もあなたのせいなどではありません。本当にね、身も蓋もないような話に聞こえるかも知れませんけれども、できなかったらできなかったことがベストなのです。それによる良いことが、たくさんありますよ。
そんなふうにいつも意識して考えてみてください。こうやって自分責めをやめて「自分を使って楽しむほうに切り替える」のには、時間と意思が必要です。人によっては、勇気や思い切りが必要でもあると思います。でも、できる。心配ぇすんな!できなかったら、いつか秘行のコースに遊びに来てくださいw
さて、今日はここまで。
それではまた、明日ね。
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![菅 美智恵 (壇珠-たんじゅ-)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/10351719/profile_73e6404d6adbe5b2d720f8b81279b983.jpg?width=600&crop=1:1,smart)