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『 ソウルマイハート 』

週末久しぶりに図書館へ。
日曜日なのに、
思った以上に混んでいた。
雨模様だったからかな。

さて、どんな本を読もうか。
ひと通り広い図書館を、
あてもなくウロウロ。

これという物がない限り、
何でも直感タイプな私。

直感で選んだ数冊。
その中からタイトルが好きという理由で選んだこちら⬇
女優 黒田福美さんの本。
『ソウルマイハート』

うちのにゃんが枕にして寝てた…🤭
眠そうでございますね、ちょっと失礼!📷´-

ページをめくってちらっと読んでみると、
随分古い本を借りちゃったなぁ~と。
どうらや私が生まれた頃、かれこれ40年前位の韓国のお話で、
女優 黒田福美さんが20代の時に、ある韓国のバレーボール選手を好きになったのをきっかけに、韓国に興味を持ち、ハングルを勉強し、韓国に旅行した時のあれこれや、その後の日本での韓国人との交流を書いた本だ。

私としては、
興味深くおもしろかった。
読んでいると、初渡韓した黒田さんのあっけらかんと、怖いもの知らずというのか、その時代の韓国を楽しみ、韓国人と交流する姿が目に浮かんで、爽快で清々しい気持ちになる。

今の時代からしたら、
アナログ感満載で、
色々考えられない事が多いのだけど、
とても楽しそうなのだ。

黒田さんの旅行中は、
まぁ、色々ハプニングが起こる。
とにかく毎晩酒を飲む(笑)
酒を飲んでも爽快な朝を迎える日もあれば、
酒飲んで記憶がなくなり、
気づいたら財布もパスポートもない。とか。
私なら、青ざめて泣いてるよって思う事も、
黒田さんはあっけらかーーーんだ。
こういうマインドのひとに憧れる。

韓国の日本人に対する反日感情が、
今より全然ビシビシな時代だったのだろうけれど、旅行中は、現地で色々な人に会い、その人たちとのエピソードとともに、みんな、親切で優しかったと、黒田さんはあちこちに書いている。きっと黒田さんの人柄もあるのだろう。

読んでるに、この頃の黒田さんは、決して流暢に完璧な韓国語を話せるわけではなかった様だ。相手の話もニュアンス程度でわかっているかどうかの様なんだけれど、何事もどうにかなっている。
わからないなら、わからない。通じないなら通じないなりのおもしろさもあるはず。
でもこの時代に韓国に旅行なんて、便利に溢れてしまっているこの時代に生きている者としては、なかなか勇気のいる事に思えてくる。
スマホの翻訳機能とか、随分心強い存在だな。
便利になって失われるものもあるけれど、便利に溢れるこの時代。うまく使って、今度行く時はもっと気楽に楽しみたいなと思う。
翻訳機…心からカムサハムニダ~である。

『好きこそ物の上手なれ』
がんばろ( ˙-˙ )🇰🇷✎*

┈┈┈┈┈🇰🇷

黒田さんは韓国好きから、韓国を深く知ろうとする。
この時代の日韓に横たわる問題に心痛め、
日韓間をつなぐ仕事をしようと奮闘する。
まわりには白い視線を向けられたそうだ。
その活動の中ので、
ある時すごく危険な目にも遭い、
韓国人を信用できなくなったりもするんだけど、やっぱり自分の好きな道を突き進みたいと乗り越え、信念曲げずに活動を続けたのだ。
女優さんだとばかり思っていたから、
こんなに韓国を楽しみ活動されていた方だったとは知らず。

色々あり、黒田さんが活動に迷う中で、
『やればできる』という言葉があるが、
その言葉よりも
『やればわかる』という言葉の方が好きと、
書いている。

確かに、
『やればできる』って、最終的には何としてでも達成できる言い方だけど、そうとも限らないよなって。そして、できるの前がやればってとこも、私は何となくやるを気削ぐ(笑)

『やればわかる』の方が、良いも悪いもわかるから、やってみるかという感じで納得感もあり、その過程を楽しむ感もあり、ワクワクする。なんか良い言葉だなと思ったり。

┈┈┈┈🇰🇷♡

昔の韓国を話題にした本でしたが、
歴史的背景とともに、韓国の色々なところに足を運び、韓国文化に触れていて、初渡韓したその頃の黒田さんに、韓国の楽しさを教えてもらえる様な1冊でした。


次渡韓したら、
もっと韓国旅行を気楽に楽しみたいな~ *⋆✈︎🇰🇷


では(*ˊᗜˋ*)ノ゙







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