積極的休養のススメ
今日のエントリーは完全に自分へのメッセージです。簡単にいえば「ちゃんと意識して休むべし」という話。
「動かない」は休養ではない
なんだか疲れたなぁというとき、私はダラダラと過ごしてしまいがちです。二度寝したり、ベッドの上でゴロゴロしたり、目的もなく動画を見てしまったり。気づけば何もしないまま時間が過ぎていて「だらだらしちゃったけど、ゆっくりできたからいいかな」と自分に言い訳することがよくあります。
たしかに身体は動かしていないのですが、これは休んでいるというのとは少し違います。実際には動いていなくても、身体はいつでも動けるようにスタンバイしている状態、電力でいえば待機電力をずっと消費し続けている状態です。
黙っていたら体力も気力も回復しない
スタンバイ状態とはいっても、積極的に動いていなければ体力はたいして消耗しないだろうと思いがちです。しかし想像してみてください。何かのレース会場で、いつ出番がくるのか、どんなレースに参加するのかわからない状態でずっと待っているとしたら。
とりあえず今は動かない、というのはこれと同じ状況です。意識していなくても、呼ばれたらすぐ動けるように緊張している状態。そう考えるとスタンバイ状態による体力や気力は想像以上に消耗するであろうことがわかります。
さらにもう一つ大きなデメリットがあります。それは充電ができないこと。
バケツに水を貯めたいと思いながら蛇口をひねることなく、そのへんに放置しているのと同じです。水はいつまでたっても貯まることはありません。仮に少しだけ水が入っていたとしたら、蒸発してかえって少なくなるかもしれません。
「動かない」というのは体力や気力の消耗スピードが遅くなるだけであって、疲労回復やエネルギーチャージにはなかなかなりづらいのです。
休むときは意識して休む
「休む」というのは動詞、つまり行動を表す言葉です。「休もう」と意図して動くことではじめてその行動の達成につながります。
ぼんやりと過ごすことは「ぼんやりと過ごしている」だけであって休養とはいえません。身体の負担が少ないだけで、それ以上のことは起きないのです。
休憩や休養は意識して、疲労回復のために主体的に取り組むことが必要です。しっかり眠る、ストレッチをする、散歩をする、横になって目を閉じる。その内容はなんでもいいと思いますが、とにかく「休む」ことに積極的になることが必要です。
なんとなく「休む」というと後ろめたい気分を感じてしまいがちですが、その後のパフォーマンスを上げるために必要なステップ。休養もサボることなく、積極的に取り入れなければと思っています。
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そうです、ご想像通り身体的疲労の回復が間に合わず、パフォーマンスが落ちております。笑
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