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コーチング実例:MKG所属メンバー RoAのケース

4年間よりコーチングを受けた1ヶ月のほうが、実力向上という面でいえば価値があった。

 今回ご指導いただいた方。

これから書くことは、コーチングを受けなければいつまで経っても改善できていなかったことです。

浮き彫りになった問題点。

・CS精度が良くない
・声を出せない
・過度なセーフプレイのせいで相手へのプレッシャーがない
・思考停止で誰かの指示待ちでしか動いていない

これらが主な問題でした

とくに致命的な部分は声が出ていない、つまり情報を周りに伝えることができていないことでした。
レーンや集団戦中でもほぼだんまりでした。
自分は味方にどうして欲しいのか、などの要求がなく、自分のして欲してことを発信しないため、チームメンバーが察してくれるのを待っている状態でした。
なので、考えてることを共有するための意識付けを行いました。
今までソロQでもpingやチャットで情報を味方に伝えることをサボっていたため、意識にすら上がっていなかった問題点でした。

集団戦の課題も声を出すこと

・自分が脅威に思っているチャンプをSupに伝えて自分を守るように要求する
・話しながら集団戦をするのは難しいので、誰をフォーカスしているのかだけでも言う

これらを意識しました。

フォーカスを言わないということは、火力を集中させることも、CCを集中させることもできないということです。これまではマトモに戦えていなかった。

CS精度の改善

これは単なるミクロ的な技術の部分もあるのですが、
ファーム場所を見つけるのが下手くそ、ファームを集める努力をしないと指摘されました。
レーン戦が終わった後にどうすればいいか分からず、ウロウロしてしまいCS差がついてしまいました。

・ローテを改善することによってファームのロスを減らす
・Supにファームをしたい旨を伝えて安全を確保してもらう
・味方のウェーブを譲ってもらう
・JGの中立を分けてもらう

これらの提案をするだけで、目に見えて改善ができました。

これも、自分一人でプレイしていれば気付くことができない部分でした。



過度なセーフプレイのせいで相手へのプレッシャーがない

ダメージ交換の意識が薄く、相手が一方的にファームし、CSを離されていってしまいました。

これは味方(主にSup)への信頼がないのも原因だったのではないかと思いました。
Supが助けてくれるという考えがなくて、CCを食らう=死亡という思い込みにより、ただ下がって不利な状況をキープしてしまう。

この部分の改善には、まず仲間とのコミュニケーションを深めるのが役に立ちました。

事前にスキルの確認や、相手がAll-INしてきたときに戦うかどうかの確認。
逆にこちらからAll-INできるときは全てのリソースを注ぐことを意識するだけで、改善されました。


思考が停止してて指示待ち状態

最初の頃は、レーニングが終わったらどこのレーンに行けばいいか?などのローテーションすら聞かずに指示が降りてくるのを待っている状態でした。
ちょっと細かい指示が出せるAIみたいな状態です。
指示する側も、浮いている人員を適切な場所へ送るために考えなければならず、自分のパフォーマンスが落ち、指示される側も間違えた指示すら疑問に思わないで実行してしまうので危険な状態でした。

これは「このレーンに行く」と間違った判断でもいいから意思表示をすることで改善していきました。
味方が「了解」と返してくれたり、間違ってたら訂正をいれてくれるのでコミュニケーションが捗ります。

間違った判断でも、声に出しても良いというのが、新たな気付きでした。

最後に

長くなりましたが、これらは今までLOLを普通にやっていたらいつまで経っても改善できていなかった問題でした。

LOLのコーチングは、受ける意義すらもまだまだ浸透していない状態です。
今回コーチングを受けることが出来たので、
少しでもLOL界隈に貢献できればと稚拙ながら感想を書かせていただきました。
コーチングして頂いたあちゃももさんと、環境を作ってくれたチームには本当に感謝しています、ありがとうございました。


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