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実際に【性格】を変えることができた方法

はじめに)変わるために必要なこと

「性格を変える方法」や「自分を変える方法」という「方法そのもの」は今の時代、ネットに溢れています。

Youtubeで検索すれば、著名人や心理カウンセラーのような多くの方が、性格を変える方法、自分を変える方法を解説してくれています。

ところが、多くの場合は、それでは変わることが出来ません。

私もその一人でした。

方法を読んで、それで終わり。

出来る気にはなるけど、実際の行動は何も変わっていない。

そこで考えるのは「他にもっといい方法があるのではないか」ということです。

ありがたいことに、方法はいくらでもあります。

「1日で変わる方法、簡単に変わる方法」なんていうのもあります。

ところがそういった方法では、私は変わらなかったんです。

そうして「方法探しの旅」を私は長年続けていました。

結果的に、私はあがり症も人見知りも克服しました。

性格も随分と変わりました。

それも40代になってからです。(性格は子供でも大人でも変わるということは後ほどお話します)

なぜ私は変わることが出来たのか?

それは「行動を変える、そして繰り返す」という当たり前のことを続けたからです。

ところが、私が知る限り、多くのマニュアル本や講座は、意識を変えることを教えてくれるものです。

例えばこういうことです。

●人目が気になる性格を治したい⇒誰もあなたのことをそこまで注意深く見ていないですよ
●あがり症を治したい⇒人からどう思われているか気にするから緊張するんですよ
●陰口を叩かれてる気がしてストレスになる⇒自分がコントロールできることに集中しましょう。誰かがあなたのことをどう思うかはコントロールできないことですよ

これは意識改革です。

考え方を変えましょう、思考のクセを変えましょうという方法です。

ところが、思考のクセを変えるのは簡単ではありません。

なぜなら、その思考のクセになった原因やきっかけがあるかもしれませんし、長年そのクセが染み付いているのなら、そう簡単には変わらないからです。

クセが簡単に治るなら、またそのクセに戻るのも簡単なはずなんです。

では、どうすればいいか?

いきなり思考のクセを変えようとするのではなく、

<行動を変える、そして繰り返す⇒その結果⇒思考のクセが変わる>

目指すのはこの流れです。

つまり、行動を変えることで、結果的に思考のクセや行動のクセが変わる。

それが、性格が変わるということです。

もう一つ大切なことが、「行動を変える方法は、今日から出来ることか?繰り返す方法が明確か?」ということです。

以前に私が見つけた「人前での緊張を改善する方法」として、「映画館の上映前に一番前に立ち、客席を見渡しましょう」というものがありました。

確かに客席を見渡すことで、多くの人の前に立つ場慣れにはなることでしょう。

ではその方法を「今日出来ますか?繰り返すことが出来ますか?」ということです。

コミュ力を上げるために「1日に3人の人を褒めましょう」という方法もあります。

以前の私のように、人とほぼ接しない場合は、そもそも人と会う機会がありませんので、3人を褒めることは難しいです。

大切なのは「今日からできること」なんです。まずはそれを知っておいて下さい。
まとめます。

●性格を変えるには、思考の癖をいきなり変えようとするのではなく、行動を変え、そして繰り返すことで、結果的に性格が変わることを目指しましょう
●そのために、今日からすぐに行動を変えることが必要です。あわせて繰り返す方法も必要です

このテキストでご紹介するのは、大きく3つのパートに分かれます。

1:性格を変えるための知識編
2:性格を変えるための行動編
3:繰り返す方法編

それでは本編スタートです。

1)性格を変える【知識編】変わるために知っておくこと

1-1)性格とは何?

そもそも性格とは何か?このテキストでの定義をしておきます。

<先天的な気質と後天的な様々な影響により作られた、その人固有の考え方、感情、行動の傾向>

簡単に言うと、「こういう傾向がある」と言い表せるものです。

●考え方の傾向として「前向きに考える(傾向)」
●感情の傾向として「怒りっぽい(傾向)」
●行動の傾向として「積極的な(傾向)」

あくまで私がこのテキストを作るときに決めた定義ですが、大方こういうものだと考えておいて下さい。

そして、性格と似た言葉に「気質」というものがありますので、こちらも定義しておきます。

<個人が生まれながらに持っている先天的な特徴。親からの遺伝の影響を受けるとされている>

つまり、生まれ持った「気質」と後天的な要因があわさって「今の性格」があると考えることが出来ます。

1-2)性格は変わることを受け入れる

性格は変わります。

なぜなら、性格を作るのは、先天的な気質と後天的な要因だからです。

つまり、後天的な要因で性格はいくらでも変わるということです。

まずは、性格は(良くも悪くも)変わります。

まずはそれを受け入れて下さい。

1-3)性格を変えるには「要因を自分で変える」

少し振り返ってみて下さい。

1年前、5年前、10年前、もっと前。

・ポジティブでしたか?ネガティブでしたか?
・気は長かったですか?短かったですか?
・すぐに行動するタイプでしたか?じっくり考えてから行動するタイプでしたか?

こういった、考え方、感情、行動の傾向は、時期によって変わることもあるでしょうし、場合によっては、同じ日でも、傾向が変わることもありえます。

なぜなら、後天的な要因の影響を受けるからです。

では、その後天的な要因とは何でしょうか?

性格を変えるということは、その後天的な要因を自分で変えていくことです。

1-4)性格に影響を与える2つの要因

私が考える、性格に影響を与える大きな要因はこの2つです。

●身近な人
●あなたの行動

この2つの要因を変えていくことで、あなたの性格を変えることが可能なはずです。

特に影響が大きいのは「身近な人」です。

かつて、アメリカの実業家であるジム・ローン氏はこう言いました。

<最も長い時間を共に過ごす「5人の平均」があなたである>

それくらい周りの人の影響を受ける例えです。

もちろん、あくまで例えではあり、平均値を数値化することも出来ませんが、それくらい身近な人の影響を受けるのは感覚でお分かりいただけると思います。

ですので、「周りの人の環境は大きいから付き合う人を変えましょう」と言う人も少なくありません。

ところが、それが簡単には出来ないから人の悩みは尽きないんです。

・何かと否定してくる両親、家族
・不機嫌をばらまく上司や先輩
・自分の主張ばかりで人の話しを聞かない学校の友達

こういった距離を置けない人、置きにくい人がいるかもしれません。

周りの人を変えることは、絶対出来ないわけではないと思いますが、今日すぐに出来ることではないでしょうから、まずは、「身近な人を変える」ということは置いておき、あなたの行動を変えることから始めます。

まとめます。

●性格は先天的な気質と後天的な要因で作られる
●後天的な要因を変えていけば、大人でも子供でも性格は変えられる
●後天的な主な要因は「身近な人、あなたの行動」の2つ
●まずは、「あなたの行動を変えること」から始めましょう

これを踏まえて、具体的にどうやって性格を変えていくかを解説していく「方法編」に入ります。

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