ブラウザゲームの収益化
Unityで個人ゲーム制作をコツコツやっております。
ゲーム制作は趣味とはいえ、良い物を作ろうと思えば完成までの期間は長く苦労が絶えません。
その苦労が収入として結びつけば良いのですが、そう簡単ではないようです。
「ブラウザゲームで広告収入が得られたら良いのに」
とアプリゲームの製作中にふと思ったりします。
アプリゲームをリリースしていて大変な点を挙げると
・作ったアプリゲームがダウンロードされづらい。(告知不足や作品の良しあしなど自分のせいでもある)
・アプリリリース時の申請手続きが手間。(GoogleConsoleなど)
・iosアプリをリリースしたいのだが、AppStore登録に毎年99ドルかかる。
・アプリストア側で、ルールの変更がある。(APIレベルの準拠など)
これがブラウザゲームであれば、
・リリースが簡単。(サーバーへのアップロードで済む)
・ゲームを遊ぶ側はダウンロードの必要がない。(プレイへの誘導がしやすい)
・使用端末にかかわらず、ゲームを遊ぶことが出来る。(完全に遊べるかはゲームの仕様による。スマホでタイピングゲームは遊べない)
ここに加え、フリーゲームサイトの存在がある。(itch.ioやUnityroomなど)
これらのサイトの利用者は思っている以上に多く、作ったゲームを登録すれば多くの人の目につく可能性がある。
投稿されるゲームは多いので埋もれてしまいがちだが、作品が受け入れてもらえれば、ずっとサイト利用者の目につくようにも出来ている。
フリーゲームサイトにブラウザゲームとして投稿すれば、多くのメリットが得られるのだけど、足りない物がひとつ。
それが
「収益」
である。
itch.ioはゲームを売ったり、寄付を募ったり出来るようだが、海外サイトの壁がある。売れたは良いが外国語でクレームが来ても対応が難しい。
ゲームの広告表示ならば、ユーザーから支払いがある訳ではないので、多少のバグも気にせずにリリースすることが出来る。
「フリーゲームサイト」に投稿する「ブラウザゲーム」で「広告収入」が得られないものか、そう思っていたら叶える物がありました。
・「Ad-Virtua」
です。
サイトを見ますと「メタバースから収益を生みましょう」とのうたいこみでしたが、2Dゲームにもバナー広告のように設置が可能のようです。
これで
・「フリーゲームサイト」:集客があり自分の投稿ゲームも目につけてもらえる。
・「ブラウザゲーム」:リリースが簡単になる。
・「広告設置」:収益化。
自分の望みが叶いました。
後は遊んでもらえるように良作を作るのに励みます。
ただ、収益が得られるサイトは荒れる傾向がありますよね。
ここnoteが静かなのは、広告が無いのが理由のひとつだと思います。
ゲームだと制作にはある程度の技術が必要だし、動画投稿のような敷居の低さが無いからそれも防波堤になるのかなとも思えます。
Unityroomを見ると分かるのですが、ユーザーさんのマナーが良いし、投稿する側も面白がってゲームを作っているので、とてもサイトの雰囲気が良いです。
その価値が失われないように、制作者の苦労が報われる仕組みが出来ると良いですね。
Ad-Virtuaを表示したUnityroomの投稿作品です。
・「StardustWar」
・「MonsterParade」
さらに続編を書きました。