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コーチング : 先を照らす者
先日書いた、浦田さんによる学習サポートおためし期間5日間が終了した。
正直、「無料相談で得ていいのかい?」という情報量で、私のフランス語学習を、ひいては自分の生活や習慣を、見直す良いきっかけをいただいた。
浦田さんから送られてきたスプレッドシートには次のような質問があった。
・DALF C1を取得したのち、どうなりたいのか?
・過去の勉強方法で好きな内容/嫌いな内容は?
・毎日取り組んでいる勉強は?
これらをもとに相談しながら、やるべきことを課題として提示してくださり、それは5日間のアクションプランとして渡された。
えっ、やるしかないじゃん…!
そして、日々課題をこなすたびにチェックを入れ、「よかった点、改善すべき点」について書き込む。
それに対して、見ましたスタンプと、浦田さんからのコメントが、1日の終わりに書いてある。
勉強した内容については、添削したりチェックされたりは、ない。
(↑これは、有料版にはあるとのこと)
私は、子供向けのフランス語ニュースサイトを見て感想や意見を書きchat GPTに添削させたものをノートに手書きする練習、時事問題に関するフランス語サイト(ひとつの問題に対しかなり内容が多い)を精読する、ということをしていた。
実際に自分で勉強して、改善すべき点を考えていくと、いろいろな発見があった。
・平日や週末に勉強できる時間がどのくらいか
・自分で文章作成する能力が足りない
・難しい単語や言い回しを記憶するためには反復練習が必要
・長文の理解と要約をするためにはどんな練習をしたらよいか など
また、私の場合は何のために勉強しているかわからない、というつまづきがあった。
浦田さんからはそこに対し「内省の時間をつくる」という課題をいただき、考えた。
内省を重ねた結果、フランス語を仕事にする未来はあまり描けず、「日々努力を重ねる」「学ぶことを続ける」というのが、現在の最適解なのだとわかった。
私は専業主婦という立場で、子供に手がかからなくなってきたけれども、毎日を無駄にすることが性に合わないらしい。家事育児だけ物足りなくて、努力している自分が好きなんだ。
さて、浦田さんはご自身の学習サポートを「伴走サポート」と呼んでいる。
(理由はこちら )
私も若い頃コーチングについて少しだけ勉強した。teachingが一方的に情報を与えていくのに対しcoachingは「馬車で道を照らしながら連れて行くようなもの」と記憶している。
独学や語学学習は、どこまでも終わりのない荒野を旅しているようなものだ。
自分はどこにいるのか、どこを目指せばいいのか、何をすれば先に進めるのか。
自分の位置を、目的地を、今すべきことを、照らし出し励ましてくれる存在が、真のコーチだと思う。
浦田さんは、広い視野と知識で、この役割ができる人だと感じた。
また、ご本人が努力の人だというのもわかるので、私は勝手に脳内のイマジナリー浦田さんに「それで勉強量足ります?」て圧をかけてもらってます(笑)
それにしても本当に、語学界隈はいろんかサービスが混沌としていて、価格も驚くような(数十万とか)ものがあるんですが、その点も安心でした。
最近いろんなご縁で語学界隈の方と繋がっていて、それぞれ悩みながらサービス提供しているようで。
結局のところ個人事業って悩むのよね…。集客できなくても、しすぎてもつらくてさ…。
私はカフェまたできるんかな…。お金のこと考えたくないし、縁側みたいなとこで茶を啜りながら「あなたもお茶どう?煎餅食べる?」ていうおばあちゃんくらいがちょうどいいわね。
おやすみなさい。