教育学の授業がある土曜日
9月7日 快晴
午前7時に起きて散歩に行く。今日はカドリオル公園もフェリー埠頭も旧市街も全ててんこ盛りにしたコースでまわってみる。朝のカドリオル公園の青空が美しい。というか、タリンの空はどこも青くて美しいのだ。フェリー埠頭には今日も大型クルーズ船が泊まっている。
旧市街のトームペア城のあたりは今日のハーフマラソンのスタート地点になっているらしく、人が多くて往生した。城の外壁には各国の国旗が飾ってあった。もちろん日本の日の丸もある。
午前9時過ぎに寮に戻りランドリールームに行くが、僕の予約していた6番洗濯機がまだ誰かに使われている。管理人さんから「まあちょっと待っててください」と言われて、30分後に戻ると空いていた。午前中は洗濯しながらぶらぶら過ごす。朝食はトマトジュース、お昼ご飯はカップスープだ。ここでの買い物や食事は日本円には換算するなと友達に言われているが、エストニア、特にタリンは物価が高く感じる。最近とみに高くなってきているらしい。小さい国だけに世界経済の影響をもろに受けるだろうし、ちょっと今後どうなるか、予断を許さない。ただ、食事の量が減ってダイエットには良い。
午後2時15分からのLearner‘s Reflectionの授業に出席。これからの授業の進め方や企業訪問の日程などを確認しその後、Adult Learning（成人教育）の理論などを学ぶ。グループレポートや個人レポートなど、課題は結構盛り沢山だ。
授業が終わるともう午後4時ごろで、近くのスーパーマーケットでヨーグルトとチリライスの簡単な夕ご飯を買って寮に帰って夕食。その後自分の部屋で休んでいたらロバートから電話で今晩、日本人ミュージシャンのKさんの演奏を聴きに行こうと誘われる。いつものMad Murphy’sで彼の出番は午後10時からだから、その前にこれも行きつけのバー、Shimoで午後9時に待ち合わせる。
Shimoバーでロバートと合流、生ビールを一杯飲む。その後、彼が誘ったTalTech（タリン工科大学）の留学生二人とそこに偶然居合わせたスティーブという英国人の旅行者を連れて、Mad Murphy’sへ。
Mad Murphy’sではもうすでにKさんのバンドが演奏を始めていた。ストーンズやヴァンヘイレンなどのオールドロックを演奏している。安定感があって聴きやすい。中央では踊っている人たちもいる。僕は明日も用事があるので午後11時前に失礼する。一人で帰る途中の旧市街の街並みが美しい。
